10月1日(木)より「PERSONA5 the Stage #2」の公演がスタートする。本公演は、大人気RPGゲーム『ペルソナ5』の舞台化作品第2弾。ゲームファンならだれもが知っている人気作で、現代日本を舞台に“ペルソナ能力”に目覚めた高校生たちが、仲間と協力しながら困難に立ち向かう姿が描かれている。昨年第1弾舞台が上演され、その続編として、第2弾の上演が決定。第2弾のキャストは、主演の猪野広樹をはじめとしたメインキャストが続投。パワーアップした舞台を直前に控え、主人公役の猪野広樹に舞台にかける意気込みを直撃インタビュー!
――公演を控え、現在の心境を教えてください
「まずコロナになってほとんどの舞台が中止になった時に、エンタメは世の中が平和じゃないとできないんだなと思いました。今まで千秋楽を当たり前のように迎えていましたが、改めて千秋楽を迎える意味ってデカいなと初舞台ぶりに思いました。」
――前作を振り返ってみていかがでしたでしょうか?
「前作は『どうやってこれを表現するの?』というところから始まりました。ほかの舞台とは違うタスクが多いので、それに時間がかかりますね。前作は基本的に出ずっぱりだったので、熱中症になると思いました(笑)。でも、前回より今回のほうがヤバいです!前作でベースが出来たとしたら、安易ですけどめちゃめちゃパワーアップしてますね」
――実際稽古に取り組んでみて、いかがでしたか?
「ダンスがめちゃめちゃ多いんですよ。毎日インプットして、それを忘れないようにするのが大変。今もうインプットインプットインプットの時間。覚えることが多くて半端ないです」
――前回に引き続き、今回も主人公の名前をお客さんから募集する企画が行われていますが、毎回主人公の名前が変わるという経験はいかがでしたでしょうか?
「今日こんな名前なんだ(笑)って思いながらやってました。僕が自分で名乗ることはないので、周りが大変だったと思います。だから至るところに今日の主人公の名前が貼ってあるんです。楽屋の鏡前とか、上手下手の通路とか。よくみんな忘れなかったなと思います。」
――稽古の時はどんな名前でやっているんですか?
「稽古は偉人の名前を借りてます。坂本龍馬とか。その他にも猪野広樹の名前やヒデ様(佐々木喜英)の名前を使ったりしています。でも『今日はこの名前でいこう』と決めるのをたまに忘れるんですよね。そうすると塩田康平くんとかが勝手に変な名前で呼んできます(笑)」