中村倫也、“初恋”の子役と可愛いやりとり「僕を見て笑っています」

映画・舞台 公開日:2020/09/05 29
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中村倫也が主演を務める映画『人数の町』が9月4日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。5日、劇場での初日舞台挨拶ではなく、「公開記念リモート舞台挨拶」を行い、主演の中村倫也、石橋静河、荒木伸二監督が登壇した。


冒頭の挨拶で中村は「これは、上映前?上映後の挨拶?上映後なんですって」と舞台挨拶が本編鑑賞後のお客様に向けてなのかどうかを確認してから、「だからといって(内容について)そんなに喋らないと思いますけれど、楽しんでいっていただければと思います」とニッコリ。石橋は「こんにちは。観てくださってありがとうございました。楽しんでいただけたら、うれしいです」と笑顔を浮かべる。荒木監督は「こんにちわ、映画、いかがだったでしょうか?」と呼びかけ、続けて「新人の映画監督、荒木と申します。よろしくお願いいたします」とお辞儀した。


本作は、とても不思議な設定のストーリー。印象に残っている撮影シーンについて訊かれた中村は「印象に残っているシーン……」と少し考え込み、「いろんなことがあったからな。プールのシーンかな。みんな同じ水着を着ているけれど、個性が出るシーン。町での撮影から、プールでの撮影になったので、そういう場所ってなんか気持ちがほぐれますよね。不思議な感覚というか。心地いい(空間)けど、芝居で会話をするとギョッとするという、不思議なバランスの空間でした。(芝居を)やっていて楽しいって感じました。そのへんの構成というのは、荒木監督の巧みなところなんですよね。ニクいね、ってなります」と賞賛。これに対し荒木監督が「ありがとうございます」と丁寧に頭を下げてお礼を言うと、中村が「そのへん、ニクいねってなりますね」と再び褒める。そんな中村のコメントに対し、さらに荒木監督が「ありがとうございます」とお礼を述べ、この日の舞台挨拶で「ありがとうございます」というフレーズがキーワードになりそうなことを予感させるやりとりを見せた。


石橋は「どのシーンもすごい不気味で面白かったです。個人的には私が演じた紅子が妹を探す旅を始めるときに、病院に行くシーンが印象に残っています」とコメント。続けて「病院に行くシーンというとても日常の世界なのに、すごく不穏な空気が流れている。そこから、誰を信じていいのか、誰が嘘をついているのかと考えて悩んで行く。おもしろいシーンだったなと思います」と説明した。ここで、荒木監督がすかさず「ありがとうございます」とこの日の舞台挨拶のキーワード?!で対応し、笑いを誘っていた。そんな荒木監督は「12日間、ずっと撮影をしていました。まるで戦争みたいな日々だったので、どのシーンという印象よりも、”ここを撮影したら、次!次!”という感じで、ドンパチやって次行くぞ、その連続でした。なので、”なんか楽しいぞ”という瞬間(を感じる)よりも、戦いのような日々でした。充実していましたが、本当に濃かったですよね~という印象です」と解説すると、中村が「ありがとうございます」と笑顔で本舞台挨拶の決め台詞を言う場面もあった。



荒木監督は続けて「ほっこりしたりとか、そういう瞬間があるわけでもない(映画です)。だけどおかしみがあるようなところはあって、そこを凝縮して撮った作品でもあります」とまとめると、ここでMCが「ありがとうございます」と返答。登壇者の「ありがとうございます」が飛び交う舞台挨拶は、終始笑い声も飛び交っていた。


『人数の町』のタイトルにちなんで「もし、町長になって好きな町を作るとしたら、どんな町を作りたいか」という質問に、中村は「公園をいっぱい作って、ラベンダーをたくさん植えて……。そこで夜な夜なみんなで踊り明かして。フォークギター片手にジョン・レノンを歌いたいです」と回答。MCからの「ピースな感じですね」というコメントを受けて、「お前らが”イマジン”しろという世界を作りたいです」とジョン・レノンの名曲にちなみ、中村らしい独特の表現で説明。続けて「(質問への回答が)深いですね~」と自身のコメントに関心した様子を見せながら「ありがとうございます」で締めくくるという、回答、感想、締めを一人で対応するトーク術で魅了した。


石橋は「宇宙飛行士が訓練しているときのような、(人が)浮遊する町を作りたい」と回答。中村が「町全部が無重力空間ってこと?」と質問すると、「はい!」と元気よく返答した石橋。中村が「やりたいの?」と顔を覗き込むような動きを見せると、石橋は「1日くらいならって思います」と恥ずかしそうに笑う。これに対し中村が「町長だって言ってるのに、1日なの?」とツッコミを入れると、石橋は「1日限定で」とうれしそうに笑い、続けて「(浮遊空間は)顔がすごい浮腫みそう」と女優らしい心配をしていた。「(1日)署長とかならあるけれどね」と考え込む様子を見せる中村に「1日じゃダメですかね?」という石橋の質問に「いや、できるって。諦めんなよ」と鼓舞する中村。これに対し石橋は「あきらめずに頑張ります」と気合十分。するとすかさず、中村が「協力するよ」とフォローする息の合ったやりとりを見せた。中村自身は石橋構想の浮遊空間の町には「行かないです」と宣言。その理由は「楽しそうだけど、維持するのにすごいお金がかかりそうだから」とのこと。「全面NASAを味方につけるしかないね、そうNASAれ!」とジョークを飛ばし、取材陣の笑いを誘った。盛り上がるコメントをした中村に対し、荒木監督から「ありがとうございます」と、またまた決め台詞が飛ぶと、中村がすかさず「ありがとうございます」とここでも「ありがとうございます」のやりとりが行われた。

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