今年は夏を思うように楽しめない…。夏祭りや花火大会は中止が相次ぎ、去年のように気軽に遊びにも行けない…。
そんな思いを抱えている人が多いと考え、映画で夏を疑似体験するというコンセプトをもとに、現在公開中の映画『劇場』や、大人気漫画を映画化した『キングダム』に出演の山崎賢人が登場する、夏祭りや花火大会シーンが印象的な実写作品を担当者のおすすめシーンとともに紹介したい。
まず1作目は、『L・DK』(14')。渡辺あゆの同名少女コミックを、剛力彩芽と山崎賢人により映画化。ひょんなことから同居生活を送ることになった西森葵(剛力彩芽)と久我山柊聖(山崎賢人)の高校生カップルの恋の行方を描いている。今や少女漫画や恋愛をテーマにした作品では王道となった“壁ドン”の火付け役となった作品ともいわれている。
この作品の夏シーンは、ラストの打ち上げ花火をバックにしたキスシーン。自分の気持ちに気づいた柊聖のまっすぐな告白、その後の花火をバックにしたキスシーンは最大の見どころではないだろうか。
続いて紹介したいのは『ヒロイン失格』(15')。本作は幸田もも子の同名漫画を、桐谷美玲、山崎賢人、坂口健太郎の出演により映画化。
桐谷美玲が演じる自信過剰な高校生・松崎はとりは、幼なじみで同じ高校に通う寺坂利太(山崎賢人)にふさわしいのは自分だと信じて疑わない。そんなある日、クラスの中で真面目で地味な女子が、利太に告白して付き合うことになった。激しく落ち込むはとりは、利太を取り戻す作戦をスタートさせる。だがそんな中、はとりは学校一のイケメン・弘光廣祐(坂口健太郎)から告白されて…!?というラブコメディ。
この作品のオススメ夏シーンはお祭りでの桐谷美玲と山﨑賢人と坂口健太郎と浴衣姿の3ショット。はとりは大好きな利太と来たお祭りで、はとりを好きな弘光と遭遇してしまう。はとりとの関係を気にする利太とからかう弘光、板挟みになるはとりの3人のやり取りには思わず笑ってしまう。それぞれのまっすぐな想いのぶつかり合いも見どころだ。
最後に紹介するのは、『一週間フレンズ』(17')。本作は、葉月抹茶のベストセラーコミックを川口春奈&山﨑賢人のW主演で映画化。友達のことを忘れてしまう記憶障害を持つ女子高生・藤宮香織(川口春奈)。そんな彼女に初めて会った日から心惹かれたクラスメートの長谷祐樹(山﨑賢人)は、何度忘れられても香織に想いを伝え続けるのだが……。
この作品の夏シーンは、クラスメートとともに香織(川口春奈)と祐樹(山﨑賢人)がお祭りに行くシーン。ここでは川口と山﨑の浴衣姿が披露されており、夏らしさを感じられる1シーンに注目していただきたい。
これらの作品は、すべてdTVで好評配信中なので、「まだまだ夏を感じたい!」と思う方はぜひチェックしてみていただきたい。
※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記