実写映画『思い、思われ、ふり、ふられ』の「ふりふらリモート七夕祭りイベント」が6日、都内にて開催。ダブルヒロインを務める浜辺美波、福本莉子、共演の北村匠海、赤楚衛二と三木孝浩監督が出席した。
人気少女コミック『ストロボ・エッジ』と『アオハライド』が大きなムーブメントを巻き起こした漫画家・咲坂伊緒による同名少女漫画を実写映画化した同作。『ストロボ・エッジ』『アオハライド』両作品の流れを受け継いだ<咲坂伊緒 青春三部作>の最終章として、実写&アニメーションの連動ダブル映画化プロジェクトとなっている。
映画『君の膵臓をたべたい』で初共演した浜辺と北村。当時を振り返ってもらうと「大人になっちゃって」と互いに笑い合う。北村は当時の舞台挨拶について「雨も降ってないのに『お足元の悪い中』って言っちゃって(笑)。いつか使ってやろうと思ってたんですけど、今日言い忘れました」と過去の言い間違いをネタにする予定であったことを告白した。
そんな北村について浜辺は「(印象が)びっくりするくらい変わらない。大人っぽい方だと思っていたので、ずっと頼りになります」と称賛したうえ、最近の北村については「悟りを開かれた。達観されていらっしゃって、人生観とか語りだして、面白い方向進んでる」と分析。一方の北村は浜辺を「会うたびに花が咲いていくよう」と表現し、「今となってはワードセンスが面白い方。シュールさが年々増していってる」と近頃の浜辺の印象を語った。
イベントでは、全国の学生と中継を繋ぎ、七夕が近いことにちなんで、お願い事や相談に回答するという企画も行われた。学生から「キスシーンの時にどんなことを考えてるか」と尋ねられた北村は「初めて聞かれた」とどきまぎしつつ、「まずしっかり歯磨きをすること。ぬかりのない自分で向かう。そして適度に緊張する」と回答。その上で、小学5年生の時にドラマの撮影で、自身の母親の前でファーストキスをしたことを回顧。現在はキスシーンに対して「もう無の境地。芝居で自分の思いを覆いかぶせる」と打ち明け笑いを誘った。
また、今作で北村と初のキスシーンを迎えたという浜辺は、北村のキスの印象を「慣れてらっしゃるなって思いました」と振り返っていた。
実写映画『思い、思われ、ふり、ふられ』は、8月14日(金)全国公開。
配給:東宝
© 2020「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会
© 咲坂伊緒/集英社