中村倫也「スーパー寂しかった」1人7役の大役に挑んだ気持ちを振り返る『水曜日が消えた』

映画・舞台 公開日:2020/06/20 59
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俳優の中村倫也が20日、映画『水曜日が消えた』の配信舞台挨拶イベントに登場した。

同作は、一人の人間の内側で、曜日ごとに入れ替わって暮らしている“7人の僕”が主人公で、そのうちの最も地味でつまらない、通称“火曜日”の視点を通して描かれていく世界の物語。


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20日に行われたイベントでは、いよいよ舞台挨拶が始まるところで、会場が暗くなり、ブザーが鳴ると、「本日はご来場いただきまして誠にありがとうございます。中村倫也です。」という中村の影ナレが始まり、会場からは悲鳴があがった。「少しの時間ではありますが、今日ここに来てくださった方限定の配信舞台挨拶です。是非お楽しみください。まる。」というナレーションに続き、舞台挨拶が始まった。

MCの呼びかけで登場した中村は「よろしくお願いします。」とウィスパーな声で挨拶をし、「(MCの声に)あわせてみました。」と、初めから会場を沸かせた。


公開を迎えた気持ちを尋ねられると、「非常にワクワクしています。楽しんでもらえる作品だと、胸を張って送り出せる作品なので、観に来てくれた方が楽しんで、帰り道に誰かに話したくなるような映画になっていたら良いなと思います。」と自信をのぞかせつつ、「(作品は)面白かったです。この作品がどういう読後感と言いますか、観終わった後自分がどういう感覚になるんだろうなっていうのは、定めきらずに撮っていたので、試写を観終わったときに勇気をもらいました。人によっていろいろな受け取り方ができる作品だと思っています。7つの曜日で皆違うんですが、人間みんな色々な顔を持っていて、その自分の色々な顔に時々翻弄されたり、反省したりとか、生きていると色々な思いがあって。僕もそういうところあると思うんですけど。この作品を観たときに、そういうことを認めていく“力”だったり、自分だけではなくて色々な人と接点を持つことで、成長していくとか、受け入れていくとか、背中を押してもらった気がいたしました。」と、作品の印象を語った。



撮影に関して話が移ると、「(撮影中は)スーパー寂しかったです。(笑)雑談できる出演者がいる日の方が少なかったので。スタッフさんが準備をしている中で、僕は和室にずっと座っていたような気がします。」と話しつつも、「(プレッシャーは)ないですね。色々な経験をして、色々な人の背中を見ていく中で、役者としてだけではないかもしれないですが、人生観として、“背伸びしても、たかが知れている”と思っているので、緊張とか気負いとか、排除しています。」と、“7役”という大役に挑んだ際の気持ちを振り返った。その流れで、現場で考えていることに関して話が続くと、「吉野監督の天才的な頭の中にあるものを現場のスタッフで共有できた方が絶対得だと思っています。現場で色々な選択肢が無数にある中で、どれを選択するか(という状況が)が、一番いい気がしていて、その選択肢のひとつになるアイディアがあるならば、その場にポンと置いてみんなで眺められれば、より良いモノづくりができるんじゃないかなと思うので、思ったことは言ってしまいますし、他の人の言ったことで“いいな”と思ったことに自分が乗っかるならばどうしたらいいかなとか考えます。」と話す。


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