ジワジワ系俳優・戸塚純貴、“鼻を折られた”『仮面ライダー』後のエキストラ経験

映画・舞台 公開日:2020/04/03 8
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人気テレビシリーズ「警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜」などでのひょうひょうとした立ち振る舞いで、ジワジワと人気を拡張させている俳優の戸塚純貴。4月3日には主演映画『ケアニン~こころに咲く花~』が公開される。


2010年に行われた第23回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストをきっかけに芸能界入り。今年でデビュー10年目を迎える。出演作の撮影が重なることも増えて「これまでになく仕事の数も多いし、台本が次の日にもあるのは幸せなこと」と充実を口にするが「自分としては潜伏期間10年目です」と安泰を口にすることはない。“天狗”になった若き日の自分が手綱を緩めることを許さないからだ。


俳優としての知名度を高めたのは、2012年放送の特撮テレビドラマ『仮面ライダーウィザード』。仮面ライダーウィザードの助手で、魔法使いを夢見る青年・奈良瞬平を演じた。ブランド力の高い人気作品。しかし戸塚は作品自体にある人気を、自らの俳優としての人気に置き換えてしまった。


忘れられないのは『仮面ライダーウィザード』終了後の20歳のころ。舞い込んだ仕事は、なんとエキストラだった。「『仮面ライダー』は忙しくて勘違いする仕事でもあります。年齢も10代で若く休みもないから、売れている気持ちになってしまった」と当時の心境を振り返りながら「あえてエキストラを経験させることで、僕のケツを叩いてくれました。エキストラさんがいてこそ作品が成り立つ。一番大切な作品作りの心を一から考え直すことができ、それによって“もっと頑張らなければ!”という意識に変わったし、鼻をへし折ってもらえたというか、ありがたい経験でした」と現在の活動に繋がる原点として大切にしている。

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