今泉佑唯、どんな意見も「真正面から受け止める」 一人になって芽生えた悟りの境地

映画・舞台 公開日:2020/03/02 9
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元欅坂46の今泉佑唯にとって、映画『酔うと化け物になる父がつらい』(3月6日公開)はグループ卒業後初の映画撮影。グループ時代は仲間が多い分、喜びも不安も分担できた。でも卒業後いざ一人で立ってみると「何もかも全部自分で背負わなければいけない。それが凄くプレッシャーでした」と心細さを感じている。女優を志して早1年が経った。ときにはアイドル出身というバックボーンゆえに色眼鏡で見られることもある。しかしそれも承知の上で「この仕事を続けたい」と女優への道を迷わずに歩む決意を固めた。一体なぜ?


演じたのは、アルコールに溺れる父親を持つフミ。シリアスにその状況を捉えている姉・サキ(松本穂香)とは違い、どこか能天気なキャラクターだ。「複雑な家庭環境にありながらも、フミちゃんは明るい子。家族内のどんよりした空気に引っ張られないように、ハッピーオーラを出すことを心掛けました。セリフが多くない分、笑顔でいることを意識しました」と振り返る。




その心掛けは劇中で見事に反映されているが、撮影当初の今泉こそ、ほかの誰よりもどんよりしていたそうだ。「グループ卒業後初の女優業でしたし、経験もほとんどない。現場での立ち振る舞い、居場所、そのすべてがわからず足を引っ張ってしまったところは多いです。撮影初日から『クランクアップまで無事に行くのかな?』という不安しかありませんでした」と打ち明ける。

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