綾野剛、中村倫也の“震え”から「文学的な匂いを感じ取れた」

映画・舞台 公開日:2020/02/16 27
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本作の『影裏』というタイトルにちなみ、人知れずやってみたかった”影の野望”というトークテーマに移り、綾野は「役者という仕事で色々な経験をさせてもらっているので、そういった欲求がないほうなのかもしれませんが、絶対に叶わない願望を言うなら、箱根駅伝走ってみてかったなあ…同じコースは一人で走ったことあるんです!」とマラソン好きの綾野らしい夢が飛び出した。松田も「スポーツ選手になりたいです。競技を見ているとすごく身体がしなやかで、憧れるというか羨ましいなと思います。まずは身体を柔らかくすることから始めようと思ってストレッチをしていたんですけど、効果がすぐに切れちゃうので永遠にやらないといけないんだと思うときつくて(笑)。」とストレッチを断念したエピソードで笑いを誘った。筒井は「フィギュアスケーターになりたかったんです。高校時代やっていて、大会にも出たんですけど、足だけ太くなりました…(笑)。今でもスピンだったら三回転ぐらいできるかも!」と明かすと会場からは大きな拍手が上がった。監督は「女性になってみたいですね。今の時代、女性の方が楽しそうなんです。女子力がないと今の時代、見えないものがあるなと思って、こう見えて普段から女子力を意識しています(笑)。本作でもかすかな女子力を駆使して、今野さんの気持ちになって撮っているシーンが多かったです。」と明かした。


さらに、公開日はバレンタインデーだったが、「年々ファンの方から頂くチョコが減っていっている気がするんです…いや気持ちだけで充分なんですけど!でも年々減っていって気がする…。」とちょっぴり寂しそうな綾野。松田は「小学校の頃、10個くらいもらったので机のテーブルに並べて賞味期限が切れるまで食べませんでした。勲章のようで、それを自信にして日々を生きていました(笑)。」と当時の記憶を掘り起こすと、会場から笑い声が起こった。この日の登壇者で唯一の女性である筒井は「バレンタインデーってことを、さっき思い出したんです(笑)。昨日も何もなく過ごしましたが、これから頑張りたいと思います!」と意気込んだ。監督からは「取材したかったけどずっと断られていたおばあちゃんがいて、ある日、チョコレートをくれたんです。それがバレンタインの日だったんですが、取材OKの印でもあったんですよね。」と粋なエピソードが飛び出した。


最後に監督とキャストを代表して綾野が、映画をご覧になる方々に向けて「映画はスタッフ、エキストラ、陰で協力してくれた方を含めると沢山の方々の力で作られています。想いの深さという点では大作映画にも負けておらず、登場人物たちの小さな心の動きをこの大スクリーンで観ていただくことで、普段見えないものが届けられるかと思います。ぜひ映画館で観ていただきたい作品です。今日は本当にありがとうございました。」(監督)、「本日は本当にありがとうございます。ようやく皆さんに作品を届けられることができて、感謝申し上げます。忘れてはいけない記憶があるということをここからちゃんと繋いでいかないといけないという気持ちがこの作品にも込められています。皆さんにも誰かに繋いでいきたいと思っていただければ嬉しいです。」(綾野)とコメントを贈り、イベントは惜しまれつつ終了。本作の大ヒットの御礼として、チョコレート入りの大入り袋をスタッフが来場者に配布したりと、バレンタインデー気分も残った胸もときめくイベントとなり幕を閉じた。 


■『影裏』
2020年2月14日(金)全国ロードショー
出演:綾野剛 筒井真理子 中村倫也 平埜生成 / 國村隼 / 永島暎子 安田顕 松田龍平
Ⓒ2020「影裏」製作委員会


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