衛藤美彩、初主演映画公開に感無量「映画界の魅力にどっぷり浸かってしまいそう」

映画・舞台 公開日:2020/02/08 8
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映画「静かな雨」公開記念舞台挨拶が8日、東京・シネマート新宿で行われ、W主演の仲野太賀、衛藤美彩、共演のでんでん、メガホンをとった中川龍太郎監督、原作者の宮下奈都氏が登壇した。

本作は、足に麻痺があり、穏やかな“あきらめ”を秘めた若者・行助(仲野)と、常連客に愛されるたいやき屋を営む、事故の後遺症によって新しい記憶を留めておけなくなったこよみ(衛藤)の、切望と背中合わせの希望に彩られた日々を描いた、静かで美しく、切なくて愛おしいラブストーリー。




本作が映画初主演となった衛藤は、本作を見終えたばかりの観客の前に登壇すると「初めてオファーをいただいたときには不安のほうが大きかったんですけれども、そのときはグループ(乃木坂46)にも在籍していたので、いろいろな調整がある中、撮影に臨んだんですけど、素敵なキャストの皆さまとスタッフの方々に支えられて、そこから約1年経って、今日皆さんに見ていただけて、そこまでの過程が全部初めてだったので、こんなに嬉しい気持ちになるんだなって感情になったのも初めてで、とても嬉しい気持ちでいっぱいです」と感無量な様子で語り、「映画ってすごくいいなって、映画界の魅力に自分自身もどっぷり浸かってしまいそうなくらい、この作品が大好きです」と笑顔を見せた。

また、仲野は開口一番「衛藤さんのファンの方にお叱りを受けないかなと怖気付いています」とコメントして会場の笑いを誘い、「素晴らしいキャストの皆さまと、スタッフの皆さまと作り上げた、濃密な時間が刻まれた映画になっているので、どういう風に皆さんの元に届いて、どういう風にこの映画が広がっていくのかなって興味もあります。本当に嬉しくて、感謝の気持ちでいっぱいです」と公開を喜んだ。

さらに、でんでんは「無言のシーンがものすごく多いので、耳が遠くなったんじゃないかと思うくらいでした」と語って笑わせ、「太賀くんと衛藤さんのキメの細かい芝居が、同じ役者から見ても素晴らしいなと思って見ていました。静かで淡々と流れる映画の中で、細かい感情の起伏なんだけど、太賀くんと衛藤さんが上手に演じているのを見て、共演者としても痺れた映画でもありました」とW主演を務めた若手の2人を称賛した。

撮影中のエピソードを尋ねられると、中川監督は同世代で親交の深い太賀と衝突したことがあったことを明かし「(雰囲気が)気まずくなることがあったんですけど(笑)、衛藤さんがめちゃくちゃ空気が読める人で、衛藤さんがいなかったらもうちょっと現場の空気が暗かったかもしれないです」と回顧すると、太賀も「中川監督とは同世代でもありますし、意見交換で激しめのディスカッションがあったかもしれないんですけど、衛藤さんが現場を明るくするパワーを持っていて、衛藤さんが現場に来るだけでみんなが明るくなるので、本当に助けられましたね」と感謝。さらに中川監督は「衛藤さん、本当にいい人。現場にご飯を作って来てくれたりね。無限ピーマンとか作って来てくれましたね」とゾッコンな様子だった。

対して、衛藤も「私は太賀さんとのシーンが多かったんですけど、想像していたよりも気さくで、カメラが回っていないとこでもたくさん話しかけてくださったりして、私も緊張がほぐれて楽しく撮影できたかなと思います」と感謝し返し、劇中に登場したたいやきは衛藤が実際に焼いたものもあったことを紹介すると「太賀さんがそれをすごく美味しそうに食べくれて、たくさん食べるんけど、いつ食べても初めて食べたときの美味しい顔をしてくれて、その姿に励まされたというか、本当に作っている方はこういう気持ちになるんだなって体験させてもらいましたね」と嬉しそうに語った。

なお、イベント終盤には、本作の公開日でもあった2月7日に27歳の誕生日を迎えた仲野をお祝いするため、サプライズで宮下氏が登場し、仲野に花束を贈呈する一幕もあった。

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