――お2人とも1993年生まれですね。
衛藤「もちろん、俳優として大先輩でもあるんですけど、とても話しやすい方で。現場もずっと引っ張ってくれましたし。ご飯とかも“一緒に食べよう”ってコミュニケーションを取っていただきました」
仲野「ご飯は毎回、一緒に食べていたよね」
衛藤「 “忙しいでしょ?”とかいつも気にかけてくださっていたので、うれしかったです」
――ということは、衛藤さんにとって仲野さんは役者仲間というより、頼りになる先輩?
仲野「先輩はないでしょう(笑)」
衛藤「いや、どちらかといったら先輩です」
仲野「え~~?(笑)」
衛藤「私はまだまだ経験が足りないし、追い付けない存在ですから」
――仲野さんからご覧になった衛藤さんは?
仲野「衛藤さんは単体で映画も初めてなんだっけ?」
衛藤「はい。ミュージカルや舞台の経験はありましたが、映画は初めてでした」
仲野「っていうのに、全然そんな感じは一切なかったですね。今まで培ってきた瞬発力みたいなものがあって。ホントに見せる力がある方だなぁと思いました。それにとにかく明るいので、現場も衛藤さんがくるだけで温度が上がるというか。僕が行っても温度が上がらないのに」
衛藤「いやいやいや(笑)」
仲野「衛藤さんがくると、うわぁってなる感じっていうのかな。それはホントに助かりましたし、僕も撮影が始まるとナーバスになってくるので、衛藤さんの明るさには救われていました」
――行助とこよみを実際に演じてみての感想は?
仲野「足を引きずっている行助は、自分の中にコンプレックスがあって。こういうハンディヤップがある役は初めてだったので、ちょっと苦戦した部分もありました。でも、足を引きずるということが自由を奪われているようだけど、逆にその要素に演じるヒントがあった。足が動かないことで、こんな気持ちになるんだとか、役作りをする過程はすごく面白かったですね」
衛藤「当たり前のことですが、やっぱりミュージカルとは勝手が全く違うので難しかったですね。それと私の性格上、こよみさんのことを考え過ぎたら、自然な芝居ができないなとも思っていて。監督とお話して、そのとき感じたことをそのまま演じていきました。あとは、太賀くんが入れるアドリブを受けたり。とにかく、あまり主張しないようにということを意識していました」
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