令和のシンデレラガール・小西桜子、窪田正孝の相手役大抜擢も「毎日限界状態」

映画・舞台 公開日:2020/02/29 26
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■こじらせ女子の殻を破るきっかけとなった山戸結希監督の『おとぎ話みたい』


もともと映画が大好きだったという小西。漠然と演じることへの興味はあったというが、決定的に気持ちが動いたのが、「こじらせていた」ときに出会った山戸結希監督の『おとぎ話みたい』。「思春期に私は長年に渡ってこじらせていたんです。自信がなくて、なにをやるにも頑張る気力もないような女の子でした。そんなとき山戸監督の映画を観て、鬱屈したヒロインが、徐々に変化し輝いていく姿を観て、自分自身も解放された気分になったんです」。


そこから“演じる”ということを強く意識した小西は、大学の先輩の自主映画に役者として出演。その楽しさに魅了され、商業映画のオーディションにも参加するようになった。そして『ファンシー』『初恋』と立て続けに合格。「本当に運がよかったと思う一方で、私なんかよりももっとすごい方がたくさんいたと思うのに、自分を選んでくれたというのが、すごく挑戦的というか、ありがたかったです」。


■カンヌのレッドカーペット!「覚悟が決まった」


さらに『初恋』では、窪田や三池監督と共にカンヌ国際映画祭の監督週間に参加し、舞台挨拶を経験した。「たぶん、こういう経験をしたいと思っている女優さんは何千人、何万人といると思うんです。そんななか自分にチャンスをいただけたことを、当たり前だと思ってはいけないと感じています。より強い気持ちでお芝居と向き合わないといけないし、演じることを仕事にしていくことへの覚悟が決まりました」。




「現場では毎日限界状態でした」と『初恋』の撮影について語った小西。実際、求められることに到達できない自分への失望や、壁の高さを痛感したという。一方で「そう簡単にたどり着けないからこそ、やりがいがある」とポジティブに考えられるようになった。こじらせて内に閉じこもっていた自分が、芝居と出会ったことで「いまは頑張ろう」と自然に思えるほど充実した日々を送っている。


小西はいま、人とコミュニケーションをとることが楽しくなったという。「以前とはまったく変わりました。いまは人が好きになっています」と明るい表情で笑う。“初恋”は5歳のときに鑑賞した『千と千尋の神隠し』のハクだと言うと「やっぱり“初恋”って大切なものですよね。運命的な“出会い”が今後もっとたくさん増えてくればいいなと思っています」と未来に思いを馳せていた。


取材・文:磯部正和

カメラ:秋葉巧


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『初恋』

出演:

窪田正孝 大森南朋 染谷将太 小西桜子 ベッキー

三浦貴大 藤岡麻美 顏正國 段鈞豪 矢島舞美 出合正幸

村上淳 滝藤賢一 ベンガル 塩見三省 ・ 内野聖陽


監督:三池崇史

脚本:中村雅

音楽:遠藤浩二

配給:東映

上映時間:115分


(C)2020「初恋」製作委員会

2月28日(金)、全国ロードショー

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※本記事は掲載時点の情報です。

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