山田裕貴、出演作約100本!役途切れぬ理由「セリフがある役は贈り物」

映画・舞台 公開日:2020/02/01 62
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1月クールで主演を務める連続ドラマが2本オンエアされ、第74回文化庁芸術祭賞 演劇部門新人賞を受賞するなど、2020年も出演作ラッシュが期待される俳優・山田裕貴。最新作映画『嘘八百 京町ロワイヤル』では、有力古美術店「嵐山堂」の二代目社長のお抱えで「陶芸王子」ともてはやされるアイドル陶芸家を演じたが、この役に山田はある熱い思いを乗せていたという――。

 

■“陶芸王子”に込めた思い






「僕は陶芸王子を見て、ある種かわいそうだなと思ってもらいたかったんです」と語り出した山田。その理由について「ある一つのイメージを持たれることは、いい部分もある。陶芸王子にしても、陶芸というものを世の中に広めるためには、すごくいい役割だとは思うのですが、本人はそれを望んでいるのだろうか…という部分にまで思いを馳せてもらえるといいなと思っていたんです」と説明する。

 




山田自身も、芸能人だからということで特別な事はない。「普通に(電車)乗るし、コンビニも行きます。本来、俳優って普通の人を演じることができなければいけない。だから僕は何も変わらない。いつもフラットでいたいんです。それができない立場の人というのは、ある意味でかわいそうだと思うんです」と持論を展開する。

 

一方で、やりすぎにも注意した。「この作品の持つ世界観やテンポがあるので、あまり説教臭かったり、思いが強く出すぎたりしてしまうと、作品のなかで確実に浮いてしまう。基本はサラっとやろうとは思いました」。

 

■作品のためならなんでもやる

  

「僕は以前、SNSなどをやるのは嫌だったんです。でも樹木希林さんが『自分の作品をなぜ宣伝しないの?』と話されているインタビュー記事を読んで、やれることはなんでもやらなければと思ったんです。だから作品のために本気で文章も書いているし、どの時間にアップしたら効果的かということも調べて『通勤時間にしよう』とか『何曜日がいい』とか考えながらやっています」。

 

それでも「人に伝える」ことは非常に難しいと実感しているという。「こちらがすごく考えて話したことや書いたことがまったく違う意図で捉えられることもあります。舞台挨拶とかでも、言葉を探しながらしゃべっているのですが、当たり障りないことを言って普通に終ってしまうのもつまらないし、本来お笑いが好きなので、なんか盛り上がってほしいと思って、変なことを言っちゃうこともありますね」と苦笑い。

 

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