女優・文音の主演最新作映画『いけいけ!バカオンナ』』が2020年夏に公開することが決定した。
原作は、『白鳥麗子でございます!』(講談社)などで知られる鈴木由美子の同名漫画で、主人公・杉山ユウコと女友達の友情を描いた自伝的作品。原作のバブル時代を現代に設定を変え、恋愛・仕事・友情と山積みの問題を抱える現代アラサー女子たちのリアルを描いたストーリー。
主人公・ユウコを演じる文音は、初の本格コメディエンヌに挑戦した。体当たりともいえる演技と、コミカルな変顔の連発で初ジャンルに挑戦する中、切ない心情の部分では、安定した演技力でアラサー女子のリアルな機微を演じ抜いた。
本作のメインキャストとなるアラサー女子、ユウコの友人・セツコを演じるのは、神コレモデルオーディション2010グランプリを受賞し、モデル・タレント・女優として活躍する石田ニコル。同じく友人のエミを映画『カメラを止めるな!』の主人公・日暮隆之の娘・日暮真央役で注目された真魚が演じる。本作でメガホンをとったのは、『渋谷区円山町』『シャンティ デイズ 365日、幸せな呼吸』など、女性たちの物語を描くことでは定評があり、ドラマ『イタズラなKiss~Love in TOKYO』の監督を務めたことで、アジアでも絶大な人気を誇る永田琴。
<文音 コメント>
女の子ってきっとみんな感情がいつも激しくて安定していないの。女の子っていつも心は複雑で忙しいの。女の友情ってそんな女性同士だからこそ時に儚くて脆いかもしれない。だからこそ、そんな友達を見つけたら大切にしたい。30過ぎても仲良く居続けられる友達はそんなに何人もいないと思うんです。そんな女の友情物語。女性なら誰もが共感できる映画になったと思います。今回初めてコメディーに挑戦しました。見て思いっきり笑ってください!!
<石田二コル コメント>
脚本を読んだ時、私が普段隠している心の中までも覗かれているのではないかと思うくらい共感することが多かったのが印象的でした。女の友情って難しいけれど、すごく強いし愛しいものだなって思います。そんな女子の物語が繊細にコミカルに描かれている作品です。女の子はきれいにしていなきゃいけない、可愛くなきゃいけないという鎧を一回置いて、映画館で笑い飛ばせる作品になっています。この作品をみて、いっぱい笑ってすっきりしてくれたら嬉しいです。
<真魚 コメント>
台本をいただいた時にそれぞれの役がかなり魅力的で、はやく三人のシーンを撮りたいと思いました。わたしが演じるエミはとにかく素直で考えるより先に行動する人間。自分も同じタイプなので共感する部分がとても多かったです。そんなエミも含めた三人の女性が仕事や恋愛そして友情に向き合っていくお話です。是非友達を誘って劇場でポップコーンを分け合いながら観てください!
<永田琴監督 コメント>
季節は春でむしろ寒かったのに、ものすごく熱く濃く激しい撮影でした。3人の個性的な女優たちと作りあげた愛すべき“バカオンナ”たちのお話です。仕事も頑張りたいけど、恋も友情も大事!それでもってオシャレもメイクも楽しみたいけどリラックスもしたい。オンナは欲張りで忙しい。必死に生きてるからこそ愛おしい、そんなオンナたちの物語をお楽しみください。
■『いけいけ!バカオンナ』
出演:文音 石田ニコル 真魚 他
原作:鈴木由美子著「いけいけ!バカオンナ」(講談社「Kiss」所載)
監督:永田琴/ 脚本:北川亜矢子
配給:アークエンタテインメント
(C)鈴木由美子・講談社/ネスト
(C)2020映画「いけいけ!バカオンナ」製作委員会