小関裕太&瀬戸利樹、“一緒にラーメン食べて”同世代の現場で得た気づき

映画・舞台 公開日:2020/01/24 9
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1995年生まれの同級生である小関裕太と瀬戸利樹が共演を果たした映画『シグナル100』。教師に「自殺催眠」をかけられた36人の高校生が、教室内でデスゲームを繰り広げるさまが、戦慄の映像で描かれる問題作だ。同世代が集まる現場で繰り広げられる演技合戦――そこにはどんな相乗効果が生まれたのだろうか。


■壮絶なデスゲーム、その実はキュンキュン映画!?


自殺催眠が発動するシグナルは全部で100。「遅刻をする」「スマホを使う」「涙を流す」など、何気なく行っていた行為が死を招くという、非常にシビアな状況に置かれた生徒たち。戦慄の恐怖と隣り合わせの状況を作り出すために現場はピリピリしていたのかと思われたが、撮影は非常に和やかなムードだったという。メガホンをとった竹葉リサ監督から若手俳優たちに課されたことは「キュンキュン映画のように」というから、そのギャップに驚きを覚える。


小関演じる榊蒼汰は、サッカー部に所属するモテ男。瀬戸扮する和田隼は、クラスメイトとは少し距離を置くクールな高校生だ。瀬戸は「とにかく竹葉監督からは格好良く、美しくと言われていました。正直なにが美しくて格好いいのか、ピンと来てはいなかったのですが、自分なりの解釈で臨みました」と役へのアプローチ方法を語る。小関も竹葉監督からは「小関くんのままでいて」という演出が告げられていたようで「監督のアドバイスを活かして、自分のなかで榊と似ている部分を探しながら演じていました」と役作りのポイントを述べる。




一見作品のテーマとは相反するようなコンセプトに戸惑いを見せながらも、出演者たちがどこかで“デスゲーム”と“キュンキュン”のコラボを楽しんでいるかのような現場。その難解なオーダーへのアプローチ方法は、各個人で違う。


■共演者と距離を置くアプローチ方法はすぐに崩壊!(瀬戸)


瀬戸はクールで心に闇を持った青年の役柄だったため、撮影前は共演者との距離を置くアプローチ方法を試みた。「現場に入るときは、なるべく一人でいようと思ったんです」と証言する。しかし、過去に共演経験がある甲斐翔真や中尾暢樹らが「ねえねえ、いつもそんな感じじゃないじゃん!」と距離を詰めてきたため、瀬戸が考えていた役への向き合い方はすぐに崩壊してしまった。




「すごく声をかけてくるんですよ」と苦笑いを浮かべていた瀬戸だったが、こうしたコミュニケーションのおかげで、作品自体にはリラックスして入ることができた。自身が考えていた距離感とは違ったが「今回、36人のクラスメイトがいました。それだけ集まれば、それぞれ考え方や現場での居住まいは違いますが、自分の考えに固執することなく、臨機応変に対応することが、すごく大切なことなんだなと学ぶことができました」と実りの多い現場だったことを明かす。

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