田中圭、役作りは「しない」 その理由とは?

映画・舞台 公開日:2020/01/17 8
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1月17日に全国公開を迎えた映画『mellow』の初日舞台挨拶が同日、都内の劇場で行われ、主演の田中圭、共演の岡崎紗絵、志田彩良、松木エレナ、白鳥玉季、ともさかりえと今泉力哉監督が登壇した。


同作は、街で一番オシャレな花屋「mellow」と廃業寸前のラーメン屋を舞台に、たくさんの実らない恋が描かれていく今泉監督渾身のオリジナルストーリー。「独身」「彼女なし」「花が恋人」と言うほどに好きな花の仕事をして、穏やかに暮らしているオシャレ花屋の店主・夏目誠一を田中が、廃業寸前のラーメン屋を営む木帆を岡崎が演じ、不器用な片思いたちの物語を繰り広げていく。




脚本を読んでの印象を聞かれた田中は、今泉監督について「着眼点がすごい」とコメント。「大きな出来事は特になく、当たり前にあることを丁寧に紡いでいくっていう。今泉監督はどんな方だろうと思っていたんですけど、好きになんでも書いていいと言われて、これができたんですね」と作品の世界観を称賛した。


普段から、事前の役作りはあまりしないという田中。今回の役作りについて聞かれると「しないというか、しようがないんですよ。限界があるじゃないですか。だから『しない』というそれだけなんですけど...。現場で監督とかみなさんと一緒にひとつひとつ作っていったほうが結果良いんじゃないかというのがあるので」と説明したうえ、「でもなんか『しない』っていうとあまり良くないですよね。ちょっとします(笑)」とおどけた。


また自身が演じた夏目という人物像には「モテるなと思って。でもなんでモテるだろうなとふと考えた時に、実はそこまでモテてねぇなと気づきまして。思いを告げて満足できる人というか、ちょうどいいヤツという。みんなが恋愛していく練習台みたいな、恋には発展しない手前の人という印象がありました」と独自の見解。今泉監督は「田中さんが『モテるヤツだ』ってやってたら嫌なヤツになってたと思うんですよね。そこをうまくやってくださった」と田中の演技があったからこそ生まれたキャラクターであると考えを明かした。


さらに今泉監督は、ラーメン屋を営む木帆役の岡崎について「ラーメンの道具を買って練習していたみたいで。でもそれをわざわざアピールするわけでもなく、岡崎さんが取材された雑誌を読んで知るという。一番いい知り方でした」と陰の努力をねぎらった。


映画『mellow』は、全国公開中。

配給:関西テレビ放送 ポニーキャニオン

©2020「mellow」製作委員会

※本記事は掲載時点の情報です。

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