脱マドンナのバックダンサー!「笑顔で死にたい」仲万美の制限しない生き方

映画・舞台 公開日:2019/12/26 1
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そんな悩みを吹き飛ばしたのは、持ち前のチャレンジ精神。周りの目が変わったのならば、その目をまた変えてやればいい。5歳からダンス一筋だった思考を変えて、モデル業や女優業にも挑戦。「未知なることは怖いことだけれど、“私にはダンスだけ”という制限を取っ払ったときに、これまで知らなかった感情や見たことのない自分を発見できて、刺激を受けると同時にステップアップも実感」と前進の日々だ。


舞台『RADICAL PARTY -7 ORDER-』もその一つ。「お芝居だけではなくて、ダンスの部分も自分たちで振り付けをしなければならず労力も凄いけれど、やりがいがあります」と充実した表情で「本番の舞台に立った時に、自分がどうなるのだろうか?という不安とワクワクがあります。照明がついて目の前にお客様がいて…。未知なるドキドキ感も舞台ならではの醍醐味」と望むところだ


主演の森田美勇人とも相性抜群。「森田君は素直で根の優しい普通の男の子。お芝居に関する疑問点があるとすぐに相談してくれるし、自分の意見をきちんと人に伝える力がある。『僕よりもみんな』という気持ちが強くて、だからこそカンパニー全体が『やってやるぞ!』と一つになれた気がします」と年下の座長を最大限にリスペクトする。


同舞台のほか、2020年は出演映画も公開される。「2020年も制限せずに何でもやる。これは死ぬまで変わらない目標です。『職業は?』と聞かれたら、ダンサーでもモデルでも女優でもなく、『仲万美をやっています!』と答えたい。あれもこれもやったと思い出して、大満足の笑顔で死にたいから」。なるほど、だからこんなにも笑顔が素敵なのか。


『RADICAL PARTY -7 ORDER-』

【大阪】 2019年12月27日(金)〜12月29日(日)梅田芸術劇場メインホール。

【東京】 2020年1月15日(水)~1月19日(日)TBS赤坂ACTシアター。


取材・文:石井隼人

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※本記事は掲載時点の情報です。

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