――ちなみに憧れる女優さんや俳優さんはいらっしゃいますか?
「スゴイって方はたくさんいらっしゃるんですけど、きっと永遠に“打倒!松田凌”かな(笑)」
――少年社中第36回公演 『トゥーランドット~廃墟に眠る少年の夢~』で共演された松田凌さんですね。
「はい、今はとんでもない方と共演してしまったなぁって思いが大きくて。知らないまま舞台に出られたので良かったんです。知っていたら、怖気づいてしまったかもしれないです(笑)。そんな松田さんに勝てるとは思っていませんけど、いつかは超えたい壁。次、共演したとき“成長したね”って言ってもらえるよう日々、頑張りたいです」
――舞台の稽古も含め、忙しい日々を送っている生駒さんですが、疲れた体の癒しというと?
「舞台を見ることですね。先日も『NARUTO』(『NARUTO ナルト -暁の調べ-』)を見にいってきました。体を休めるというより、どちらかというと精神的な癒しとして舞台を見に行きます」
――最近はジムにも通っているとか?
「はい。走ったり、筋トレしたり。元々、運動はあまり好きではないのですが(笑)、舞台に立ったときの立ち姿をキレイにしたいのでジムに通っています」
――舞台に向けての意識が高そうですね。
「そのほうが自分らしいというか。プライベートが充実しているほうがいい!ってことはまったくなくて。何かの役に打ち込んでいるときのほうが、今の私としては幸せなんです」
――じゃぁ、普段の生活も規則正しくしたり…。
「それがすごくズボラな時もあります(笑)。メイクを落として寝る日もあれば、そのまま気づいたら何もしないで風呂も入らずに朝を迎えてしまうときもあります。よくあるじゃないですか、ルーティーンを決めていますとか。こんなことをしないと寝れませんとか。私の場合、何かを決めてしまうとストレスが溜まるので、何も決めていませんっていうほうがいいんです。自由っていうより、何も考えないようにしているっていうほうが正しいかな(笑)」
――でも、舞台のためには?
「はい、本気で芝居がうまくなりたいから必要なことは続けたいって感じです。そのひとつがジムなんです」