生駒里奈、2019年の重大事件を明かす “生命を削る”瞬間に出会えた『モマの火星探検記』への想いに迫る

映画・舞台 公開日:2019/12/25 13
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少年社中・東映プロデュース『モマの火星探検記』は2012年、2017年と上演された人気舞台。そして2020年の上演も決定。前回に引き続き2人の主人公のモマとユーリを矢崎広と生駒里奈が演じる。元々は宇宙飛行士の毛利衛氏が書いた児童文学『モマの火星探検記』を劇団「少年社中」を主宰する毛利亘宏が脚色・演出を担当し、宇宙飛行士のモマと、ロケット作りをする少女ユーリの物語が交錯していく。そこで今回はその少女ユーリを演じる生駒里奈に直撃インタビュー。舞台に対するアツい思いや、忙しかった2019年を振り返ってもらった。


――『モマの火星探検記』再演の話を聞いたとき、いかがでしたでしょうか?


「もう一度、ユーリに会いたいって思っていたので、素直にうれしかったです。前回、ユーリを演じたときにみえた景色をまたみたいなっていう想いが前回の舞台が終わったときからあったので。その景色っていうのは、舞台上でユーリの見たロケットが本当にみえたこと。あんなふうにお芝居ができたことも初めてでしたし、そういう景色がみられるところまでいけたのは、やっぱりユーリのおかげだなって思います」


――改めて、ユーリとはどんな女の子ですか?


「ユーリは宇宙飛行士だったお父さんにメッセージを届けたい一心で仲間たちとロケットを作るとっても素直な女の子。でも、ユーリにだって悩みがあるし、その葛藤がありながらロケットを飛ばす強い意志のある子だなって思います。前回はがむしゃらだったので、彼女の思いを自分の中にしっかり落とし込むことが出来たかって聞かれると、まだ出来てなかったところもあって。それでも彼女の明るさには私も含め、みんなが助けられていました」


――物語のもう一人の主人公、モマを演じるのは今回も矢崎広さんです。


「矢崎さんが演じるモマの宇宙飛行士チームと、ユーリの子供チームとでは話の軸も違いますし、全然違うところで物語は展開していきます。前回、共演者の方々のスゴさを感じながら、ユーリの気持ちが日々、変化していってました。こういう恵まれた環境でお芝居が出来ることがホントに楽しいなって思っていました」




――2019年は少年社中第36回公演 『トゥーランドット~廃墟に眠る少年の夢~』や『暁のヨナ~烽火の祈り編~』のほか朗読劇など数多くの舞台に立ちました。いくつもの舞台を経験して自分が変わったなと思うところはありますか?


私は舞台の経験もまだ少ないんですけど、2019年も舞台上で“生命を削る”瞬間に巡り合えているので、前回のユーリとはまた違ったユーリを演じられると思います。前回のユーリは下手だったかもしれないけど、私はステキだとも思っていて。それをどう超えるかが自分の技術を見せる勝負どころだと思っています」


――そんな生駒さんがこれまで出演した舞台で印象深かった作品というと?


「やっぱり、『モマの火星探検記』。これ、ホントですよ(笑)。劇中で“思ったことをやればいいんだ”って言葉をユーリはおじさんから受け取るんですけど、私自身もその言葉は胸に突き刺さっていて。やりたいって思ったことをやっていいんだ!って気づかせてくれた作品でした。そこからふつふつと湧いていたお芝居熱をもって、いくつかの舞台に向き合うことができたので、私の人生にきっかけを与えてくれた舞台だと言えますね」

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