本日、映画『ロマンスドール』完成披露試写会が都内で行われ、主演を務める高橋一生、ヒロインの蒼井優をはじめ、三浦透子、きたろう、タナダユキ監督が出席した。
映画監督であるタナダユキ初のオリジナル小説を自ら脚本・監督を務めた本作。ラブドール職人である哲雄(高橋)と、その妻・園子(蒼井)との、変わらない日常のなかで変わってしまった夫婦の10年間を描いた物語。
2001年に公開された映画『リリイ・シュシュのすべて』以来、19年ぶりの共演となった高橋と蒼井。当時蒼井は14歳だったということで、高橋は「現場での遊び方が全然違った。僕らは大人ぶって『ビリヤード行くか?』なんて言っていたけれど……」と懐かしそうに当時を振り返ると、蒼井は「私は田んぼでカエルをつかまえていましたね。リリーとシュシュって2匹つかまえて……」と無邪気に笑う。
さらに蒼井は「本当に初めての現場で、なにも分からなかった。そんな私を見ているので、あの映画でご一緒した方とほかの現場で会うと、地元の知り合いみたいな感覚になって、勝手に親近感を持つんです」と『リリイ・シュシュのすべて』で共演した人たちは特別な存在であることを明かすと、その親しみやすさと、14歳という若さだったことで、蒼井よりもずっと俳優としてのキャリアが豊富だった高橋に対しても、「一生くん」と呼んでいたという。
その名残で『ロマンスドール』の現場でも「一生くん」と呼んでいたようだが、あるとき「すごい先輩なんだよな」と再確認して恐縮したという。しかし「いまさら高橋さんと呼ぶのもな……と思い、14歳のときの無礼さをそのまま持ったまま、一生くんと呼ばせてもらいました」と照れ笑い。
それでも俳優としては「心でお芝居されるところと、技術で持っていくところの両方を持っている。無敵ですよね」とリスペクトを示すと「とにかく一生さんのセリフを素直に聞いて反応することを心掛けていました」と語っていた。
また本作のキャッチフレーズが「妻を愛して“嘘”をついた。 夫を愛して“秘密”を持った。」であることにちなみ、今年ついた嘘や秘密についてのエピソードトークが繰り広げられる。きたろうから「恋人いるんじゃない?」と突っ込まれた高橋は「いや、本当にいないんですよ。困りますよね。いつできるんですかね」と苦笑い。蒼井は「割と正直に生きてきた1年だったと思う。嘘や秘密を持ったという自覚はないですね」と回答していた。