宮沢りえ、30年前のデビュー役再び 当時の心境明かす「苦痛で苦痛で」

映画・舞台 公開日:2019/12/13 6
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13日、都内にてアニメ映画『ぼくらの7日間戦争』の初日舞台挨拶が開催。声優として同作に出演する俳優の北村匠海、女優の芳根京子、宮沢りえと村野佑太監督が登壇した。


1985年からシリーズ出版が続き、累計発行部数が2,000万部を突破した小説『ぼくらの七日間戦争』。今作は、1988年に公開された実写映画版からおよそ30年後の北海道を舞台にアニメ映画化した作品となっている。


実写映画版は、宮沢にとっての女優デビュー&初主演作。今作では、実写版で演じた主人公・中山ひとみの30年後を演じる。




観客を見渡した宮沢は「こうやって観ていると、30年前のことを知っている人はほとんどいないんだろうなと思います(笑)」と笑い、「30年後に中山ひとみを演じるとは夢にも思っていませんでした。私が15歳でデビューしたのがこの映画で、映画館でも放映されましたがその後もテレビで何度か放映されて『よかったです』とか『青春です』とか声をいただいて、デビュー作が『ぼくらの七日間戦争』で本当によかったなと思います」としみじみと語った。


実写版を鑑賞したという北村は「まさか15歳とは思えないというか、今22歳の僕が観ても子供たちが大人に見えて、不思議な感じだったんですよね。達観している感じというか。そのバトンを受け継げて良かったと思います」とコメント。芳根は「こうやって大人の階段を登っていくんだなと思いました。今の時代にはない、その時代の力強さみたいなものを感じて、羨ましく思いました」と感想を語った。


さらに宮沢は、当時の撮影について「演技が初めてだったので合宿みたいなことをしたんです。2泊3日かなんかで合宿をして、エチュードみたいなことをやったんですけど、それが苦痛で苦痛で。『いつここから抜け出せるんだろう』というくらい。演技に対する劣等感というか、今もそれはあまり変わってないんですけど、とても苦労しました」と回顧。「こうしたら怪我するかなとか考えるヒマもなく、次から次へと激しいシーンが待っていて、30年前では制約無く物が作れていたんだなと思うと、貴重な時間だったんだなと。今の映画作りでももっと成約がなくなればいいなと心から思いました」と映画作りへの持論を展開させた。


最後に北村は「もしかしたら30年後、違う『ぼくらの7日間戦争』に出会えたらいいなと思います」とメッセージを贈り、イベントを締めくくった。


映画『ぼくらの7日間戦争』は、大ヒット公開中。

配給:ギャガ KADOKAWA

©2019 宗田理・KADOKAWA/ぼくらの7日間戦争製作委員会


※本記事は掲載時点の情報です。

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