山崎まさよし、思わぬ場面を友人に目撃される「(あの日)出所したでしょ」

映画・舞台 公開日:2019/12/12 9
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『64-ロクヨン-』『クライマーズ・ハイ』などで知られるミステリー界の巨匠・横山秀夫の『影踏み』。警察小説の旗手である横山作品の中でも犯罪者側を主人公にした異色の犯罪ミステリーが、ついに映画化。監督に『花戦さ』の篠原哲雄、主演に山崎まさよしを迎え、現在全国の劇場で公開中だ。

この度、12月11日にテアトル新宿にて座談会付き上映会が行われた。イベントには主演の山崎まさよし、メガホンをとった篠原哲雄監督、松岡周作プロデューサーが、公開から1ヶ月経とうとする現在も満席となる会場で溢れんばかりの拍手に迎えられ登壇し、今だから話せる裏話などぶっちゃけトークが繰り広げられた。




公開から1ヶ月を迎えこれまでに多くの宣伝活動を行ってきた山崎は「過去に出演した映画の中でも囲み取材をやったのが今回初めてでした。取材の量・媒体の多さにも驚きましたし、写真を撮影するにもここまでやるんだなと驚きました!」と振り返り、「撮影から1年半経っているので具体的なエピソードを取材時に思い出すことが難しかったです」と苦労話も語った。


兄弟役演じた山崎まさよしさん&北村匠海さんインタビュー▼

https://news.dwango.jp/moviestage/42970-1911 




続けてクランクイン当時の話になり山崎は「初日は自転車を漕ぐシーンの撮影の予定だったんですけど、ロケ地周辺で(我々とは関係のない)事故が起きてしまい撮影ができなかったんですよ。そうしたら後日他のキャストさんが揃ってクランクアップする日に1人残ってそのシーンの撮影をするかもしれないという話になったんですが、“僕もここで(皆と)終わりたいです!どうして1人群馬に残って自転車漕がなきゃいけないんですか”って頼みこみました(笑)」と、撮影時の裏話を披露した。

篠原監督も「刑務所の前での撮影があったんですけど、刑務所側に“15cmしか扉を開けたらダメ”と言われまして、本当は塀の中に入って撮影したかったんですけど難しかったです。山ちゃんが出所するシーンを撮影する時は15cmだけ扉を開けて閉めるだけだったんです。15cmだけで出所感を出さなければいけなかったんです(笑)」とコメントをすると松岡プロデューサーは「どうゆう風に山ちゃんが出所感を出しているか必見ですよ」と山崎の繊細な演技に太鼓判を押すと、すかさず山崎は「15cmの出所感ですよ(笑)」とコメントし刑務所での撮影という場所特有の難しさをユーモアを交えながら語った。さらにエピソードは続き、たまたまこの刑務所前の撮影中に知り合いが通ったことを明かした山崎は「山ちゃん(あの日に)出所したでしょ!!って後日言われました(笑)」と更なる裏話を披露し、会場からは大きな笑いが湧き起こった。

また、イベント中盤に差し掛かると、翌日に2019年の「今年の漢字」が発表されることにちなんで山崎、篠原監督それぞれの今年一年を総括した漢字を発表。山崎は「群馬県の“群”です。表敬訪問で県知事さんにもお会いしまして、群馬県先行上映会にも、上毛新聞さんにも行って横山さんともお会いしてとにかく群馬づくしでした!」と本作に携わった一年間を漢字で発表し、篠原監督は「続いて“馬”にしようかと思ったのですが、真面目に考えて“歩”にしました。最後に一歩を踏み出すことが大切というのが自分の人生観でもあるのでこの漢字にしました」と語った。

終了間際に篠原監督は「映画はお客さんに見てもらって育っていくと思うんですけど、この作品も皆さんに見ていただき、皆さんに育んでいただきたいなと思います」と挨拶し、山崎も「映画作りは僕の根本を織り成しています。僕の音楽人生の中では映画というものが深く根付いています。本作は素晴らしいキャスト、スタッフと作ることができましたし、音楽も納得したものを作れました。去年から今年にかけて自分の色々なものをぶつけた作品になっています。本当に皆さんの好きな作品になればと思います」と締め、イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。


■映画『影踏み』
絶賛公開中
出演:山崎まさよし、尾野真千子、北村匠海、中村ゆり、竹原ピストル、中尾明慶、藤野涼子、下條アトム、根岸季衣、大石吾朗、高田里穂、真田麻垂美、田中要次、滝藤賢一、鶴見辰吾、大竹しのぶ

(C)2019「影踏み」製作委員会


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