『IT/イット』ペニーワイズ・多田野曜平の公開アフレコに細谷佳正が大興奮

映画・舞台 公開日:2019/11/14 9
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世界中の大ヒットに続き、日本でも初登場第1位となった『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』。本作の日本語吹替版ペニーワイズ役を前作に続き務めた声優・多田野曜平(ただのようへい)と、大人になった主人公ビル役の声優・細谷佳正(ほそやよしまさ)が登壇する公開後舞台挨拶付き応援上映イベントが11月13日に新宿バルト9にて開催された。

満席の会場に集まった観客のはちきれんばかりの黄色い歓声に囲まれながら、本作で主人公ビルの日本語吹き替えを担当した細谷佳正が登壇。「本日はお寒い中お越しいただきありがとうございます!」と言いながら会場を見回すと、黄色いレインコートを着たジョージーのコスプレをしている人々が多く、驚きの表情を見せる。




本作には欠かせないペニーワイズの姿が見えないということで、細谷が会場の観客たちとともに「ペニーワイズー!!」と呼びかけるとペニーワイズのコスプレをしたピエロ姿の多田野曜平が劇中のペニワイダンスをしながら陽気に登場。「よい子のみんな、オイラ、ペニーワイズ。踊るピエロだよ~。」と劇中で自身が声を担当したペニーワイズボイスで挨拶。ピエロ姿で気合十分の多田野は「恥ずかしくておいら今日縮んじゃった(笑)。本当は190cmくらいあるんだよ~。」と照れる一幕も。MCからコスプレについて問われると多田野は「自分でも『似てる、似てる。』と呟いていたけど違うよね(笑)。ペニーワイズってかっこいいよね。」と言い、細谷が「ジョーカーを彷彿させる。」とコメントを寄せた。

 メインキャラクターである主人公のビルを演じた細谷は「ジェームズ・マカヴォイが演じているビルは吃音を持っている役柄なんです。普通洋画で日本語を当てていくのは、人の呼吸は合わせやすいので難しくはないのですが、吃音は長いセリフの中で言葉が出てこない。だから、どれだけ吃音で言葉が出てこないかの予想ができず、普段よりも時間がかかったんです。音響監督から、早く終わってしまったり、喋っているときに自分が喋り終えてしまったことを指摘されることが起きた。」と、ビルの持つ吃音によって日本語吹き替えが難しかったことを明かす。細谷の話を聞いている間もペニーワイズのように踊っていた多田野は「どうやろね~。」と考えながら「普段チビやハゲ、小動物の役が多く、主役になりたいと言っていたらこの役が来ました。(ビジュアルを)見たら顔がそっくりだったから自信はあったよ!デコのあたりもそっくりだし(笑)!」と、自身にペニーワイズの役の打診があった時の心境を笑いを誘いながら明かし、「スタジオに行くのが恥ずかしかった。顔キャスやろ~って。でもジョージーの排水溝のシーンぐらいから役にグッと入り込むことができた。」と、声の吹き替えをしていた時のことを振り返った。

また、『ジョーカー』を抜いて初登場No.1の本作。吹き替え版で鑑賞している人も多く、多くの人々に愛される本作の魅力について問われると、細谷は「ルーザーズ側の参加で今回僕は初参加。本作は2時間49分もあって長い映画かなと思ったけど、長く感じなかった。ペニーワイズが怖いというホラー要素だけでなく、幼い頃の友情が今でも続いているという部分や、幼い頃は少年少女なので恋とかないけど、いい年になったルーザーズの中で恋愛感情が芽生えていたり、家庭があっても当時の恋心を思い出してしまう。ベバリーとビルがいい感じになったら、ベンが必ず見てるんです。昼ドラなんじゃないかなという時がある(笑)!そのほかにもトラウマを乗り越えている部分もあって色々な要素が詰まっているところ。」と、本作の魅力を熱を込めて語り、多田野が「僕にはそんな輝かしい瞬間はなかったけどね!」と笑いを誘う一幕も。続けて、多田野は「怖いだけじゃないからだと思う。ピエロって道化で笑われてなんぼ。ペニーワイズの本性は分からないけど、人の心につけいったりするので、自分も普段喜劇をしているので演じやすかった。2面性があるところが魅力だと思う。」と独自の分析を教えてくれた。

Twitterで「笑ってしまったシーン」という投票が行われ、No.1に輝いたシーンを発表。見事1位に輝いたシーンは『3つの扉の向こう側』のシーンで、細谷は「確かに面白いシーンですが、そこにいくまでめちゃめちゃ驚かされるんです。メッタメタにされたんで、怖くて構えてしまいました(笑)。」と、自身の怖がりエピソードを披露。多田野は歌いながらペニーワイズが飛んでくるシーンが好きだそうで「歌のシーンはアドリブでした。みんなに歌ってもらいたい。」と言い、応援上映に集まった観客たちに配られた歌詞カードを見て歌うようにアピールした。





そして、特別に多田野にベンが学校のロッカーでペニーワイズと対峙するというシーンを公開アフレコしてもらうことに。細谷は「なかなか見れないですよ!!めちゃめちゃ貴重です!」と興奮した様子でアフレコについて語り、多田野のアフレコが終わると会場からは割れんばかりの拍手が。「めっちゃ恥ずかしいですよ!」と照れながら振り返る多田野に、細谷は「生で初めて見ましたが、改めてすごいなと思いました。すごく怖かった!」と多田野の演技力を大絶賛。

最後に細谷は「応援上映なので声を出して観ていただいて大丈夫なので、家にいるようにリラックスして声を出して観ていただければと思います。僕も怖いの苦手なので、声を出して観た方がストレスなしで観れる。ペニーワイズは本当に怖いのでその時は『来る!来る!』と言えばいいです(笑)。僕はホラー映画を観ながら家で声を出しています。」と、怖がりでも楽しめる鑑賞法を伝授し、多田野は「人生初の舞台挨拶で皆さんに来てもろて、感謝の気持ちを伝えたかったんです。調子乗ってすみません!(笑)」と、初めての舞台挨拶に感無量の表情を見せ、観客たちに感謝の気持ちを贈り、イベントは熱気に包まれた中幕を閉じた。


タイトル:『 I T/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』
公開表記:11月1日(金)全国ロードショー
公式サイト:http://itthemovie.jp
公式Twitter:https://twitter.com/IT_OWARI ハッシュタグ:#イット見えたら終わり
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★多田野曜平(ただのようへい)
舞台俳優として活躍しながらも数多くの洋画や海外アニメ作品の吹き替えに参加し、日本の映画やアニメーション、バラエティ番組などにも様々な形で出演している。2014年には重要な役どころで出演した実写映画『ナイアガラ』がカンヌ国際映画祭を初めとするいくつもの映画祭にノミネートされ、受賞を果たした。
★細谷佳正(ほそやよしまさ)
当初は海外ドラマや映画の吹き替えの仕事を中心に活動。OVA「テニスの王子様」白石蔵ノ介役で注目を集め、同役のキャラクターソングはオリコン週間ランキングで上位にランクイン。以降、アニメやゲーム作品へも多く出演するようになる。
・この世界の(さらにいくつもの)片隅に(北條周作)・機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(オルガ・イツカ)

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