間宮祥太朗、桜井日奈子は“ちょっと変”「でっでっでで(笑)」

映画・舞台 公開日:2019/11/12 12
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――役柄では同級生でしたが、桜井さんにとって間宮さんは先輩?お兄さん?それともいち共演者?

桜井「全部です。お芝居の面では引っ張ってくださってとても心強い大先輩でした。現場でジュースを何度かおごってくださったんですけど、私が飲みたい飲み物じゃなく、不思議なチョイスをされて(笑)。なんでコレなんですか?って楽しい雰囲気を作ってくれたことに関してはお兄さんでしたし。常に温かく見守ってくれたという感じでしたね」

間宮「僕は桜井日奈子とだけ思っていました。今、いくつだっけ?」

桜井「22歳になりました」

間宮「っていう感じなんですよ。年齢も気にしませんでしたし、事務所の後輩でもありませんしね。桜井日奈子という女優という立場で現場では接していました」




――撮影中のエピソードがあったら教えてください。

間宮「鹿野の感情があふれ出すとても大事なシーンがあったんですよ。テストのとき監督が “抑えてやってね”って言っていたにもかかわらず、桜井さんは感情をバコーンと出しちゃって。いやいやいや、何してんだよ!ってなって(笑)」

桜井「あはははは」

間宮「そしたら案の定、本番での一発目のテイクが“おや!?”って感じになったんです(笑)。めちゃくちゃ大事なシーンだから、監督も“うわっ、テスト回しておけばよかった”って言うぐらい。同じことを何度もやることになったんですが、でも限界もあって。今までで一番の鹿野を引き出すため、僕もこれまでのテイクと違う感じでやったら、すごく良いシーンが撮れたので、よっしゃぁ~!ってなりました」

桜井「ホントに何度もやっていたので“おいおい、いい加減、決めてくれよ”って思っていた方もいたかもしれません。そんな中で、ずっと集中し続けてくれた間宮さんにはとても感謝しています」

間宮「桜井さんは気づいていなかったかもしれませんが、僕が個人的に気になったことがあって。隣の部屋から監督のすすり泣きが聞こえてきたっていう(笑)。いや、こっちはめちゃくちゃ集中して、ここしかない!って状況なのに、おじさんのすすり泣く声が入ってきたので(笑)」

桜井「良かったぁ~、聞こえなくて(笑)」

間宮「で、カットがかかってOKになったとき、監督が“泣いちゃったよ”って入ってきて。いや、それ聞こえてましたから(笑)、っていう感じでした」


――物語では登場するキャラクターの不器用で愛らしい姿を見ることができますが、間宮さんと桜井さんの青春時代の思い出というと?

桜井「私はキラキラ汗を流したバスケの思い出ですね」

間宮「僕はキラキラしてなかったから、くすんだ色というか…」

桜井「くすんだ色ですか(笑)?」

間宮「10代はくすんだ青春時代を過ごしていました(笑)。いつから、このお仕事してる?」

桜井「私は高2から事務所に所属したので、ひと通り青春は謳歌した後で本格的に仕事を始めた感じですね」

間宮「僕は15歳から仕事を始めたので、青春っていう青春があまりなくて。音楽系の人たちとかとライブハウスで集まったりしていたんで、すごくくすんでいました(笑)」


文・写真:今泉


『殺さない彼と死なない彼女』

<STORY>

衝撃のラスト、タイトルの本当の意味に涙する。

何にも興味が持てず、退屈な高校生活を送っていた少年・小坂れい(間宮祥太朗)は、リストカット常習者で“死にたがり”の少女・鹿野なな(桜井日奈子)に出会う。それまで周囲から孤立していた二人は、<ハチの埋葬>をきっかけ同じ時間をともに過ごすようになる。不器用なやりとりを繰り返しながらも、自分を受け入れ、そばに寄り添ってくれるあたたかな存在――そんな相手との出会いは、互いの心の傷を癒し、二人は前を向いて歩み出していくのだが……。


■出演:間宮祥太朗 桜井日奈子

恒松祐里 堀田真由 箭内夢菜 ゆうたろう

金子大地 中尾暢樹/佐藤玲 佐津川愛美/森口瑤子

■監督・脚本:小林啓一  

■原作:世紀末「殺さない彼と死なない彼女」(KADOKAWA刊) 

■配給:KADOKAWA/ポニーキャニオン

★公式サイト korokare-shikano.jp

(C)2019映画『殺さない彼と死なない彼女』製作委員会  

11月15日(金) 全国ロードショー

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