佐藤健、未来の家族について語る「未知の存在であり憧れ」

映画・舞台 公開日:2019/11/09 5
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本日、都内にて映画『ひとよ』公開記念舞台挨拶が行われ、主演を務める佐藤健をはじめ、鈴木亮平松岡茉優MEGUMI佐々木蔵之介白石和彌監督が登壇した。


本作は、2011年に劇団KAKUTAが初演した舞台『ひとよ』を、いま最も注目の映画監督の一人である白石和彌が実写化。父親の激しい暴力から子供たちを守ろうと殺害してしまった母親と、その決断によって人生を狂わされてしまった三兄妹の戸惑いと葛藤を描いた人間物語。佐藤が次男・雄二、鈴木が長男・大樹、松岡が末っ子の園子を演じる。


これまで数々の作品で主演を務めてきた佐藤だが、本作で白石組を経験し「改めて映画というのは個人の力はちっぽけで、たくさんの方に支えられて作られているんだなと実感しました」としみじみ挨拶すると「監督をはじめスタッフ、共演者の方に助けられましたという言葉を超えて、頼り切っていました。全シーンほぼノープランで臨みましたが、監督や兄妹がなんとかしてくれるから大丈夫だろうと思っていました」と感謝の気持ちを述べる。


そんな佐藤は、松岡が酔っ払ってタクシーを降りたあとのシーンで「まだ吐くよ」と言ったセリフを絶賛。「あれはすごかったよね」と松岡に話しかけると、白石監督は「あれは茉優ちゃんのアドリブなんだよね」と発言する。佐藤は「さすがですよね、松岡さん」とセンスに脱帽すると「白石監督は現場でセリフをアレンジすることをよしとしてくれる人なのですが、意味まで変わってしまっても大丈夫という懐の深さがあるんです」と俳優と監督の間にある信頼関係の強さを強調していた。


劇中、佐藤から激しく叱責され足蹴にされるシーンもあった佐々木は「映画のなかではどう見えていたか分かりませんが、全然痛くないんです」と佐藤の絶妙な芝居を絶賛すると、佐藤は「僕はドキドキでした。終わったあと、すぐ『大丈夫ですか?』って言いに行きましたよね」と恐縮する。




その話の流れで、佐藤は松岡からピーナツを投げられるなど罵倒されるシーンについて触れると「僕は蹴ったあと、大丈夫ですかってすぐに言いに行ったのに、(松岡は佐藤に)それがなかったんですよね」と愚痴をこぼす。松岡は「(ピーナッツを投げろというのは)監督の指示ですからね」と言うと「あのときは本当に(佐藤演じる雄二に)腹が立っていて……」と苦笑いを浮かべていた。


また、家族をテーマにした作品にちなんで「みなさんにとって家族とは」と聞かれた登壇者たち。「いろいろあるけれど共鳴し合える存在」(佐々木)。「友達や恋人は時期によって変わるかもしれませんが、家族はずっと踏ん張らせてくれる存在」(松岡)、「いい意味でも悪い意味でも最も濃い人間関係」(鈴木)と話すなか、佐藤は「これから自分が家族を築いていく立場でとらえると、未知の存在であり憧れ」と語っていた。


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