のん、『この世界の片隅に』新作に「再び挑むことができてよかった」

映画・舞台 公開日:2019/11/04 3
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本日、現在開催中の第32回東京国際映画祭にて、特別招待作品『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』【特別先行版】ワールドプレミアが行われ、主人公すずの声を担当したのんをはじめ、白木リン役の岩井七世、主題歌・劇中楽曲を担当したコトリンゴ、片渕須直監督が登壇した。


第二次世界大戦中の広島・呉を舞台に、大切なものを失いながらも前を向き、日々の暮らしを紡いでいく女性・すずを描いた『この世界の片隅に』に、新たなエピソードを紡ぎ、すずと彼女を取り巻く人々の「さらにいくつもの人生」を描いた本作。


映画祭のレッドカーペットイベントで「私の中でとても大切な作品になっているので、また見ていただける機会ができてとても嬉しいです」と語っていたのんは「期間を置いて同じ役を演じる経験がなかった」と収録前は不安があったというが、何度も原作を読み返し、すずという役を再構築していく過程で「すずさんの皮膚感がよみがえってきました」と自信を深めていったという。




片渕監督は「まだ途中なんです」と、この日上映されたものがまだ完成前であることを明かすと「これから帰って作業をするのですが、今日観ていただいたものより、まだ数分長くなると思います」と報告。続けて「すずさんの長い人生をこの映画を通して感じていただければ嬉しいです」と客席に呼び掛けていた。


『この世界の片隅に』との違いについて、片渕監督は「すずさんが、もっとたくさんの人を見ます」と語ると「新しい場面を追加したことで、前作で描かれていたすずさんの表情がより深いものに感じられると思います」と期待を煽る。のんも「すずさんにとってリンさんの存在がこんなに大きなものだったんだと分かりました」とさらに味わい深いキャラクターになっていることを証言すると「複雑な感情を持つぶん、自分自身でもこれまで気づけなかったすずざんと出会えました。再び挑むことができてよかったです」と笑顔を見せていた。


のん、片渕監督ともに「新しい映画になっています」と作品をアピールすると、のんは満員の客席を見渡し「たくさんの人におすすめしてくれたら嬉しいです」と力強く語っていた。



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