染谷将太、食の思い出は子役時代にあり「7キロくらい歩いて」

映画・舞台 公開日:2019/11/01 13
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映画の中で演じることに興味はあったが、人前で何かをやるのは無理なタイプ。「人前では緊張するので絶対に無理だと。学芸会レベルでもダメでした。でも映画ならばカメラの前だし、失敗もできるし、恥ずかしくなく演じられると考えていました。子供ですから、その周りにスタッフという大人たちがいて見られるということを全然理解していなかったんです」と照れ笑い。


大の大人たちが真剣に取り組み、撮影というノルマをこなしていく。自分がミスをすると、大人たちが一斉に止まる。そのプレッシャーたるや。「僕がセリフをミスしてNGを出しても、怒られるということはありませんでした。でも子供ながらに、現場に漂うなんとも言えない空気を感じ取るわけです。そのプレッシャーはメチャクチャありました。だから現場では食事が喉を通らない程に緊張していました」とピリついた空気に戦々恐々だった。


しかしその日常生活で感じることのない感覚が病みつきに。「物凄く緊張しました。でも現場は大好きでした」。その好きな気持ちが今も継続中で「映画を作る側の仕事に携わるようになってから、さらに映画が好きになったし、それは今も年々強くなっています」と途絶えることはなさそうだ。


食の思い出も撮影現場に関連する。それは子役時代の地方ロケでのエピソード。「撮影が休みの日に7キロくらい歩いてコンビニを探しました。その時に買ったのがポテトチップス。帰り道に全部食べてしまい、それしか買っていないのでホテルに帰ったら何もなくて、ものすごくお腹が空いたという…。近くにコンビニのないような地方ロケに行くと、いまだに必ず思い出す記憶です」。忘れられない食の記憶が自分の職業と共にある。どこか誇らしい。


文・写真:石井隼人

 ヘアメイク:AMANO

スタイリスト:清水奈緒美


(c)2019「最初の晩餐」製作委員会 

11月1日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー

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※本記事は掲載時点の情報です。

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