染谷将太、食の思い出は子役時代にあり「7キロくらい歩いて」

映画・舞台 公開日:2019/11/01 9
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染谷将太と映画『最初の晩餐』(11月1日)の出会いは5年程前。主演としてオファーされた。「素敵な脚本だったので、ぜひやらせてほしいと言いました」。しかしそこから音沙汰なし。映画界で企画が成立しないことはよくある話。染谷自身「最初は自主映画のような規模だと聞いていたので、企画自体なくなったのかな?と」。実現せずに流れた話の一つ…のはずだった。


ところが「何年間も台本には触れていなかったのに、心の底のどこかに引っかかっていて。まるでこの作品のように、食事をする時に『はっ!』と思い出すような感覚があった」と気になる存在に。5年程前はまだ、主演としてオファーが来ることも少なかった。「だから忘れることなく覚えていたのかもしれないけれど、台本を読んだときに『こんな作品ほかに例がない』と思えたのも大きい」と物語に惚れ込んだのが忘却とはならなかった最大の理由だ。




自主制作映画規模の当初の予定が、ストーリーに惚れ込んだ染谷はじめ、戸田恵梨香、窪塚洋介、斉藤由貴、永瀬正敏ら日本映画界を代表する名優が顔をそろえる“超メジャー作品”に化けた。「7年という時間がいい成熟になって、ここまで大きな映画になった。音信不通からいきなりの企画始動で…本当に動き出すんだという実感と驚きがありました」と奇跡的復活劇に目を丸くする。


演じたのは仕事が上手くいかないフリーのカメラマン。役柄とは違い、染谷自身は子役から俳優業をスタートさせて、現在に至るまで堅調な道を歩んでいる。「この仕事を始めたのは7歳くらい。映画を観るのが好きでやりたいと思いました。親としては長続きしないと思ったのか、勝手にやれと(笑)。そこからここまで、自分の好きなことをやらせてもらえました」と振り返る。

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