綾野剛「役作りはしていないです」“綾野流”の役への向き合い方とは?

映画・舞台 公開日:2019/10/17 2
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国内外で多数の映画賞を受賞した『悪人』、『怒り』と映像化が続くベストセラー作家・吉田修一の新たな最高傑作『犯罪小説集』が、『64 -ロクヨン-』を大ヒットさせた瀬々敬久監督により映画化。心えぐられる衝撃のサスペンス大作、映画『楽園』が10月18日(金)に全国公開する。

青田に囲まれたY字路で起こった少女失踪事件から12年後、事件は未解決のまま再び惨劇が起こった。事件の容疑者として追い詰められていく青年・中村豪士(たけし)に綾野剛。消息を絶った少女と事件直前まで一緒だった親友・湯川 紡(つむぎ)に杉咲花。罪の意識を背負いながら成長し、豪士と互いの不遇に共感しあっていく。Y字路に続く集落で、村八分になり孤立を深め壊れていく男・田中善次郎(ぜんじろう)に佐藤浩市。次第に正気は失われ、想像を絶する事件へと発展する。そして、柄本明村上虹郎片岡礼子黒沢あすか根岸季衣石橋静河と、豪華かつ個性溢れる面々が揃い、作品世界を完成させた。Y字路から起こった二つの事件、容疑者の青年、傷ついた少女、追い込まれる男―。三人の運命が繋がるとき、物語は衝撃のラストへと導かれる。彼らが下した決断とは―。“楽園”を求める私たちに、突き付けられる驚愕の真実とは―。




綾野が本作で演じた“豪士(たけし)”を演じるにあたって役作りについて問われると「役作りはしていないです。豪士にとって必要なものをひたすら“土地”から吸いあげる。事前に豪士の住んでいる家やY字路にも行くことができましたので、そこから必要なものを吸いあげました。そうすると覚悟が決まってくるんですよ。これからストーリーで起こることは私たちも分かっているので、そこに向かっていく覚悟を“土地”に決めさせる。だから役を作っていくということはなかったです。」と綾野流の役への向き合い方を語っている。

そして、綾野とは映画『64-ロクヨン-前編/後編』以来のタッグとなる瀬々敬久監督は「綾野君は、僕の映画美学校時代の教え子の作品に出てくれた時から知っていますが、その頃から一貫して、繊細さと狂気を持ち続けている。苦労を重ねて今に至り、売れっ子になっても変わらぬインディーズ魂を持っていて、豪士のような難しい役を面白がって演じてくれる。自分の設計図的なものを予め持って入ってくるが、現場では相手に応じて柔軟性を持って変わっていくんですよ。」と綾野の役者としての姿勢を称賛している。10月18日(金)の公開日が迫ってきた本作への期待と、確かな実力で迫真の演技をみせる綾野剛の活躍から目が離せない。

また、本作の主題歌『一縷』が10月14日(月)より配信開始された。作詞・作曲・プロデュースの野田洋次郎はTwitter上で「期せずして、このような時期に配信になりました。でも、懸命に今を生きる『あなた』にただ届いてほしいと願って作った曲です。少しでも伝わるものがありますように。」と発信、早速多くのファンから反響が多く寄せられており、『君の名は。』、『天気の子』の新海誠監督も「嫉妬するくらい素敵です」とコメントしている。


■映画『楽園
2019.10.18[FRI]全国ロードショー
出演者:綾野剛杉咲花村上虹郎 片岡礼子 黒沢あすか 石橋静河 根岸季衣 柄本明佐藤浩市
主題歌:上白石萌音『一縷』(ユニバーサルJ)




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