高杉真宙 令和元年は実り多き年、自分へのご褒美は「スキー旅行」

映画・舞台 公開日:2019/10/23 11
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10月25日公開の映画『超・少年探偵団NEO-Beginning-』に主演、台頭する若手俳優の中でも多忙ぶりが際立つ、高杉真宙。若年層に人気のコミックやノベルを原作にした作品では、23歳という若さゆえに学生役も少なくない。今からおよそ2年前に撮影された本作でも、名探偵・明智小五郎の助手だった小林少年のひ孫・小林芳狼という高校生役を演じている。


20代に突入してしばらく経つと、10代を演じる際に違和感を覚えることも増えてきた。「今の年齢で学生を演じるときに必ず行うのは、自分の中にある違和感を無くしていく作業です。心の中に物差しのようなものがあるとすると、学生を演じる際はその物差しの“経験値”というメモリを下げるまでの時間が必要。学生役と今の自分とのズレを感じることが増えたというか。これは2年前にはなかったものです」と役柄を通して自らの大人としての成長を実感することも。


実年齢よりも若い役に対してズレを感じる一方で、経験しているからこそ説得力を持って演じられるという利点も体感。「実年齢よりも年が上という未来を演じるよりも、経験している分、自分の経験と照らし合わせて役と向き合えるので、過去を演じる方が怖さは少ない。未来の場合はその年齢で何が楽しいのか、何が難しいのかを想像するしかないですから」と実地に勝るものなしだ。





学生服を着られる年齢も限られているから、今はその役割を楽しんでいる節もある。「実年齢よりも下を演じ過ぎて、時々『あれ?俺今いくつ?え~と1996年生まれだから…確か』となることもあります。もはや自分の年齢に対して重きを置かなくなっていて、自分の実年齢さえ忘れるという不思議な状況です」と笑い飛ばす。


ならば一気に初恋時代にタイムトラベル!それは幼稚園生・たかすぎ まひろ君(5)までにさかのぼる。気になるお相手は…年上のお姉さん。その歳の差は8歳だ。「近所に住んでいた中学1年生くらいのお姉さんで、優しくて毎日のように遊んでもらっていました。引っ越してしまい幼稚園以来会っていないけれど、綺麗なお姉さんでした」と懐かしそう。


初恋ゆえに甘酸っぱい思い出かと思いきや「甘かったのは覚えていますが、酸っぱくはないです!だって幼稚園生ですから…。甘酸っぱい、ほろ苦いという味は年齢を重ねて行く中で覚えるモノ。当時は会いに行けば甘やかされてばかり。だから甘いだけの思い出ですね」と照れる。


今年も残りわずか。俳優・高杉真宙にとって2019年は実りの多い年となった。そんな自身のご褒美は毎年恒例のスキー旅行だ。「冬は3年連続で学生時代の友達とスキー。それが年末の行事になっています。雪の上を下る程度の腕前ですが、ストイックに3日間くらいすべり続けるので全身筋肉痛。仕事のスケジュールの都合もあるので、開催は割とギリギリに決まります。友達は『お前に日程を合わせるのが面倒だ』と言いながらも、合わせてくれます」。その楽しみを満喫するためにも、令和元年を走り切る。


文・写真:石井 隼人

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