映画初主演の堀田茜、『イッテQ!』で培われた“出川ガールズ”イズムが女優業に活きる

映画・舞台 公開日:2019/10/03 1
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日本テレビ系長寿バラエティ『世界の果てまでイッテQ!』の“出川ガールズ”としてお馴染みのモデルで女優の堀田茜が、10月4日公開の映画『ダウト〜嘘つきオトコは誰?〜』で映画初主演を飾る。


“出川ガールズ”としてお笑い芸人・出川哲朗と過酷な海外ロケを体当たりで行い、濁流にのまれたり、ジャングルで泥まみれになったり、雑過ぎる扱いを受けたり、日曜夜のお茶の間に笑いを届けてきた。煌びやかな世界とは程遠い笑いの戦場…かと思いきや、根っこの部分では共通するものがあるという。女優業に大きく役立った堀田の“出川ガールズ”イズムとは?


“出川ガールズ”の一員になって以降、様々な世代から『イッテQの人だ!』『出川ガールズの人だ!』と言われるようになった。「最初の頃は何も考えずに『海外だ!楽しい~!』と好奇心だけで飛び込んでいましたが、今は自分に課せられた役割の中で撮れ高をいかに提供するかを考えるようになりました。出演させてもらっているからには、中途半端なモデルがお飾りになっているだけではイヤという気持ちがあります」と反響を肌で感じて意識も大きく変わった。


「好奇心旺盛」という持ち前の性格も吉と出た。「泥まみれ=楽しい、となっている時点で私の感覚が壊れているのかもしれないけれど(笑)。なんでもやりたい、なんでも楽しめるというタイプ。様々な事柄に興味が持ててしまうからこそ、タレント、モデル、女優と色々と挑戦しているんだと思う」と自己分析しながら「深く物事を考えるほど頭が良くないのかもしれませんね!」と照れながら謙遜する。


バラエティの現場と女優業の現場。似て非なるもののように思えるが、大きな共通点がある。「出川さんはロケVTRを面白くするためにすべてを賭けていて、ときにはスタッフと激論を交わすこともあります。いいものを作るためには真剣にぶつかることも必要だし、それは芝居の現場でも同じこと。バラエティも女優業も全員で力を合わせて一つのものを作り上げる。大変だけれどやりがいがあります」。師匠の背中から、モノ作りのイロハを学んだ。

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