蒼井優、ペース配分間違え「3日目ぐらいですべてを出し切った」

映画・舞台 公開日:2019/09/28 7
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本日、映画『宮本から君へ』公開記念舞台挨拶が都内で行われ、主演を務める池松壮亮をはじめ、蒼井優一ノ瀬ワタル、真利子哲也監督、原作者の新井英樹が登壇した。


新井英樹の同名漫画を、映画『ディストラクション・ベイビーズ』などの真利子哲也監督が、2018年のテレビドラマ化に続いて、映画化した本作。文具メーカーに勤める真面目で無器用な営業マンの宮本浩(池松)が、恋人である中野靖子(蒼井)に起こった壮絶な出来事に対峙していく姿を描いた物語だ。




企画段階から7年の月日を要してたどり着いた映画公開。池松は「もうしゃべることはありません」と万感の思いで公開を迎えられたことに感無量な表情を浮かべると、蒼井も「こんなにご覧になった方の前に立つことが照れくさいなと思ったことはありません」と全身全霊で靖子という女性に向き合ったことを誇らしく語っていた。


スタッフ、キャストにとって、他に類が見ないほどののめり込みようで臨んだ本作。「この作品で初めて〇〇した」というエピソードトークに蒼井が「私は基本的に馬車馬のように働いた方が、パンチドランカー的な感じで、作品に乗りやすいのですが」と語ると「この撮影では、ペース配分を間違えて、3日目ぐらいですべてを出し切ってしまいました」とこれまで経験したことないような熱量だったことを明かす。一方の池松は「いろいろあるのですが、こんなに作品のなかで『俺』って言葉を使ったことがなかった」と独特な回答をしていた。


俳優たちの熱い演技と同じぐらい、作品を熱いものにしたのが、主題歌の『Do you remember?』だ。この日はサプライズゲストとして、主題歌を書き下ろした宮本浩次エレファントカシマシ)も登場。池松が「鳥肌が立ちました」と宮本の登壇に喜びを見せると、蒼井も「とっても嬉しいです。昨日(曲を)買いました!」と感嘆する。


宮本は「本当に素晴らしい演技でした」と俳優陣の芝居に賞賛を送ると「監督にお会いしてすぐにメロディが浮かび上がってきました。池松さんや蒼井さんら俳優さんたちの顔を思い浮かべながら作りました」と製作プロセスを語る。さらに宮本は「すごく力のある作品。いまの世の中に躍動している感じがする」と映画から漏れ出るパッションに驚きを見せていた。


池松は「すごく手強かった」と自身が演じた宮本というキャラクターに向き合った印象を述べると、蒼井も「この物語の芯にある思いを信じ続けていきたい」と蒼井にとっても大きな作品だったことを明かしていた。

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