累計発行部数300万部を記録する押見修造の人気コミックを原作とした、映画『惡の華』が9月27日(金)より全国公開される。
鬱屈とした青春と、行き場のない衝動を描き、思春期の暗黒面をえぐり出した本作で主役・春日高男を務めるのは、今最も勢いに乗る若手俳優の伊藤健太郎。春日の中に自分と通ずる何かを見つけ、執拗につきまとう仲村役には、『ViVi』の専属モデルを卒業後、女優として大躍進を続ける玉城ティナ。春日が片思いをするクラスのマドンナ・佐伯奈々子役には、16歳の次世代モデル、秋田汐梨が数百人以上のオーディションを経て大抜擢された。そして、今回初の映像化となる高校時代、お互い文学が好きなことをきっかけに春日と交流を深める常磐文役に、モデル、女優と大活躍中の飯豊まりえが扮するなど、最旬キャストの共演も見逃せない。
原作『惡の華』は、別冊少年マガジンに2009年から5年間に渡って連載され、「このマンガがすごい!2011」にランクイン、「マンガ大賞2012」にもノミネートされ、コミック連載中にはテレビアニメ化・2016年に舞台化を果たした。そして今回、原作者の逆指名によりメガホンをとったのは井口昇監督。瑞々しいタッチで青春を描き続ける岡田麿里脚本との化学反応が見事に生まれ、思春期に、今、苛まれているすべての少年少女と、かつて思春期に苛まれたすべてのかつての少年少女に捧げる映画が誕生した。
この度、本作のサウンドトラックの発売日が10月4日に決定した。映画『惡の華』上映のTOHOシネマズ(一部劇場を除く)とAmazonから購入が可能となる。
劇中音楽を担当した福田裕彦は、‘80年代にスタジオプレイヤーとして1000曲以上のレコーディングに参加。90年の小泉今日子『見逃してくれよ!』の編曲でオリコン1位獲得後は、主に作編曲家として爆風スランプ、宇都宮隆、谷村有美などの楽曲、『スーパーボンバーマン』シリーズ、『天外魔境Ⅱ』等のゲーム音楽を多数手がけている。
03年Playstation2ゲーム『Over The Monochrome Rainbow』を企画、総監督。08年の映画『ギララの逆襲』以降、『電人ザボーガー』『怪奇大作戦 ミステリー・ファイル』『ラブ&ピース』『Zアイランド』『監獄学園(実写版)』アニメ『坂本ですが』等、映像音楽のキャリアを積んでいる。クリエーターカンパニー「大頭(だいず)」を主宰、今までに本作以外にも、『キネマ純情』『ゴーストスクワッド』など井口昇作品のプロデュースも手がけている。また、98年以降、浜田省吾ツアーにキーボーディストとして参加中。これまで井口作品を彩ってきた福田裕彦が音の世界で魅せる映画『惡の華』、音楽も要チェックだ。
なお、ドワンゴジェイピーnewsでは、映画『惡の華』出演の伊藤健太郎&玉城ティナにインタビューを敢行。息ピッタリの掛け合いを見せてくれているので、ぜひチェックしていただきたい。
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伊藤健太郎&玉城ティナ、ブルマ履かせもお手の物「“バチクソ”合ってた」
https://news.dwango.jp/moviestage/41422-1909
■『惡の華』
伊藤健太郎 玉城ティナ 秋田汐梨 / 飯豊まりえ
9月27日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
配給:ファントム・フィルム
(C)押見修造/講談社 (C)2019映画『惡の華』製作委員会