伊藤健太郎&玉城ティナ、ブルマ履かせもお手の物「“バチクソ”合ってた」

映画・舞台 公開日:2019/09/24 64
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―お二人はこの年齢の頃には既に芸能界に入られていたと思いますが、劇中のような田舎の中学生の閉塞感は共感できましたか?

玉城ティナ:私は沖縄出身なんで、全然田舎の子って感じでした。14歳でいきなり雑誌の専属をやらせてもらうことになって、15歳で上京したので環境の変化に戸惑うというより、期待値の方が大きかったような気がしてます。今考えると子どもだったなっていう言葉だったり行動だったりもありました。


―反抗心はありましたか?

玉城ティナ:東京に来てからのほうがありましたね。沖縄では全然無かったです。


―それは何故でしょう?

玉城ティナ:思ってるより世界って広いんだなという感覚に触れ、自分が持ってるものを大きく見せないといけないって思っていたんだと思います。


―飛び込んだ世界が予想以上に広かったと。

玉城ティナ:広かったですし、「職業」という意識が少しずつ芽生え始めた時期でもあったので、とにかく殻を2~3枚かぶってる感じでした。




―伊藤さんはいかがですか?

伊藤健太郎:春日の葛藤は、当時の自分に置き換えてみると、知らない大人に囲まれて、大人じゃないのに大人にならざるを得なかったということだと思います。そこでモヤモヤしたり、「そうじゃない!って言ったら違うだろうし」って思ったり。それこそみんなが遊びに行っている時も仕事が入ったりするので「遊びに行きてぇな~!」ってなっていました。大人にならなきゃいけない瞬間って確かにキツかったですが、それを越えたら別になんともないんですけどね。


―今、同じような環境に置かれている人たちへのアドバイスはありますか?

伊藤健太郎:生きやすくなる必要無いんじゃないかな。

玉城ティナ:私もそう思った。

伊藤健太郎:そのままで良いと思うし、それがあるからこその、その後だと思うので。そこがなくなっちゃったら、その後がもっとシンドイと思います。だから無理に生きやすくなる必要もないし、誰かに反抗したいならすればいい。僕も言われ続けて「わかんねぇよ!」って反抗していたけど、今となったら「そうだったな!すみませんでした!」と思えるので(笑)。その時ずっとそばに居てくれた人には後々感謝も出来るし、やっぱり先生って「ムチャクチャスゲーんだな」って思えますし。だから何も変える必要ないし、思ったことやればいいと思います。

玉城ティナ:自分で自分を認めてあげられること何か一つあれば、それで十分だと思います。10代ころの感覚ってどうしてもあの頃にしかないもので、今21歳なんですけど、既になくなっているなと実感しています。文章を書くにも、写真を撮るにも、視点がどんどん変わっていってしまうので、その時に思ったことを自分で思い返すために、書いておいたりするとすごく面白いと思います。近道はないと思うんですけど、誰かに認めてもらおうとする前に、自分で自分を認めて、育ててあげる方が大事なんじゃないかと思いますね。

伊藤健太郎:そういう答えだよな!ありがとうございます!

玉城ティナ:そういう担当なんで(笑)。


―共演も多いということで、お互いを「S」「M」かでいうと?

伊藤健太郎:M!

玉城ティナ:う~ん。Sではない。




―理由は?

伊藤健太郎:なんかこう、一見「玉城ティナです!!」「アタシは玉城ティナだから!」って捉えられると思うんですよ。

玉城ティナ:そうね。

伊藤健太郎:意外と女の子だし。相手のことを考えるし、尽くすって言葉が合っているのかわからないけど、そういう部分があると思うので、どっちかと言うとMって感じですかね。


―玉城さんはいかがですか?

玉城ティナ:Sではないって思うんだけど…。すごく器用な方なので、どっちにも対応できるというか“使い分け”という言葉が合ってるのかわかりませんが、現場によって対応能力があるなと感じます。

伊藤健太郎:Mではないけどね。


―完成作はご覧になりました?

伊藤健太郎:観た?

玉城ティナ:観ましたよ。アニメとも舞台とも違う映画版が出来てよかったと思いました。早く仲村を観ていただいて、どういう反応が得られるのか楽しみにしています。私自身も思春期にこの映画に出合っていれば何かが違っていたのかなと思う反面、今だからこその“供養”みたいな、あの頃のモヤモヤが作品に活かせて良かったなと思ってます。

伊藤健太郎:撮っている最中はどうなることかと思っていましたが、いい映画になったと思います。(撮影中は)目の前にあるシーンが大変すぎて、それがどう繋がって、どんな音が入って、どんな色になってっていうのが想像出来なかったので、観に行くのが正直怖かったんです。最終的に素敵な作品に仕上がっていたので、みんな頑張ってくれたんだなと嬉しく思いました。満足満足(笑)!


『惡の華』

伊藤健太郎 玉城ティナ 秋田汐梨 / 飯豊まりえ

9月27日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー

配給:ファントム・フィルム

©押見修造/講談社 ©2019映画『惡の華』製作委員会


【伊藤健太郎】

メイク:山田今日子

スタイリスト:山口ゆうすけ


シャツ¥39,000

パンツ¥42,000、共にアヤーム、問メゾンアヤームinfo@a-y-a-m-e.com。

靴(アンドスクエア×トリッカーズ)¥74,000、問アンドスクエア 渋谷店☎03-6427-4212


【玉城ティナ】

ヘアメイク :今井貴子

スタイリスト:松居瑠里

※衣装クレジット無し

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※本記事は掲載時点の情報です。

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