俳優の横浜流星が6日、都内で行われた映画『いなくなれ、群青』の初日舞台挨拶に飯豊まりえ、矢作穂香、松岡広大、松本妃代、中村里帆、柳明菜監督と参加した。
企画の一環で、昭和を感じさせるピンクの公衆電話がステージに持ち込まれた。これに21歳の飯豊が「これどうやって使うの?私使ったことがない」と珍しそうに眺めると、22歳の横浜は「現代っ子だよね~」と謎の上から目線。すかさず飯豊から「いや、年齢さほど変わらないよ」と冷静に指摘されていた。
その公衆電話を使用してキャスト陣がそれぞれ「自分が失くしたと思うもの」を告白することに。横浜は受話器を取り上げて「今はこんな感じなので想像がつかないと思うけれど、中学・高校ではちょっとヤンチャしていました。カッコつけていきがっていたんです」と驚きの過去を打ち明けた。
会場の女性ファンが驚く中で「でも今振り返ると、あの頃の自分って輝いていたなぁと思う瞬間もあって。今こうして落ち着いているけれど、あの時があったから今がある。いきがっていた自分も受け入れて、これからも前に進みたい。どんな自分でも受け入れようと思います」と自らに言い聞かせていた。
一方、松岡は「失ったものは10代の頃の笑顔です。11歳からこの仕事を始めて、そこから大人の世界を見てきて、素直に笑えなくなった」と急に暗いトーン。横浜から「たくさん笑わせるからさ!」と励まされるも「怖くなってしまう時があるんだ…」とシリアスモードを装って爆笑となった。