Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が主演を務めるミュージカル『ドン・ジュアン』が本日初日を迎え、初回公演の前に公開ゲネプロがTBS赤坂ACTシアターで行われた。ゲネプロ後には囲み取材が行われ、主演でドン・ジュアン役の藤ヶ谷と、マリア役の蓮佛美沙子、ドン・ルイ・テノリオ役の鶴見辰吾と、潤色・演出の生田大和が出席した。
ミュージカル『ドン・ジュアン』は、ヨーロッパを中心に広く知られる「ドン・ジュアン伝説」を、フェリックス・グレイ作曲による情熱溢れる名曲でミュージカル化した作品。2004年にカナダで初演され、その後パリや韓国でも上演。フレンチミュージカルとして大好評を博し、2016 年に宝塚歌劇で日本初上演された際も大きな話題を呼んだ。
カンパニーのチームワークの良さが伝わってくるような、終始和やかな様子で行われた囲み取材の模様を全文レポート!
――ミュージカルに初挑戦ですが、いかがでしょうか
藤ヶ谷「今ゲネが終わりましたけど、疲れましたね!」
――何が一番?
藤ヶ谷「何もかもが初めてなので、本当にエネルギー使いますね。すごくいい刺激で」
――新たな一面を見たという感じがしました
藤ヶ谷「そうですか?やってる自分じゃあまりわからないので。みなさんと一緒にキャラクターを作っていただいたなと。生ちゃん筆頭に」
――生ちゃんと呼ばれているんですか!?
生田「そうですね、生ちゃんと呼んでいただいています」
――生ちゃんは藤ヶ谷くんのドン・ジュアンはどうですか?
生田「ゲネが終わったばかりで頭がぼやっとしているんですけど、最終的に舞台稽古を進めていく中で、最後に向けてやっぱり集中してよく仕上げてくれました。大変だったと思うんです。普通のミュージカルより歌も踊りも多いですし、ましては役柄もちょっとどこか人の理解を超えた生き方というか、自分勝手に生きている人間なので。だから難しいところではあると思うんですけど、それを舞台の上でのびのび演じ切ってくれたなと。それがゲネを見た大きな感想です」
――どんなアドバイスをされたんですか?
生田「アドバイス…なんだろう?」
藤ヶ谷「多すぎてわかんないですね」
――何を望まれました?
生田「一番望んだのは、彼のもともと備えている色気。彼とこうして密接に関わるまでは知らなかった、彼の一番芯にある素直さとはかけ離れた役柄なので、それが一番大変だったんじゃないかなと思いつつ。殻を打ちやぶって、ドン・ジュアンとして舞台の上に行き着いてくれたことが嬉しかったです」
――新たな発見があったということですか?
藤ヶ谷「今まで感じだことない気持ちよさは感じました。何が出来るようになったという技術面の感覚はないんですけど」
――いや、すごいですよ!どこに気持ちよさを感じました・
藤ヶ谷「あれだけ女性にモテる役ですから」