映画と舞台を完全連動させた新企画「東映ムビ×ステ」の第一弾、映画「GOZEN⁻純恋の剣⁻」(7月5日劇場公開)と舞台「GOZEN-狂乱の剣-」(9月12日より東京・大阪にて上演)。軸となるのは8人の男たちが臨む“御前試合”である。そして映画「GOZEN⁻純恋の剣⁻」で主人公の青山凛ノ介を演じるのが犬飼貴丈だ。藩主・望月甲斐正(波岡一喜)が幕府への謀反を企てているという疑惑が持ち上がり、幕府の隠密である凛ノ介は府月藩に潜入する。そこで出会ったのが神谷八重(優希美青)。凛ノ介は八重と恋に落ちるが、彼女と縁談を進めるのが府月藩士の寺脇甚八郎(武田航平)だった。2人は隠密をあぶりだそうと甲斐正が企てた御前試合に参加することになるのだが…。この凛ノ介役の犬飼貴丈と甚八郎役の武田航平に直撃インタビュー!
――映画「GOZEN⁻純恋の剣⁻」に出演されると決まったとき、どう思われましたか?
犬飼「またか!って(笑)」
武田「あははははははは」
――お2人は「仮面ライダービルド」でも共演されていましたからね (笑)。
犬飼「そう、東映さんなので“あれ、仮面ライダー?”って思ったんですよ。そしたら今度、時代劇で新しいことを試みるということで。そこに声をかけてくださったのはうれしかったですね」
武田「僕も最初は“またか!”って思いましたよ(笑)。貴丈とは“ビルド”から長い付き合いですし。しかも声をかけてくださったのが、仮面ライダーのプロデューサーの大森(敬仁)さんでしたから。また2人で仮面ライダーをやるのかと思ってしまいました」
――仮面ライダーでなく、時代劇と知ったときは?
武田「僕はやりたいと思っていたので、とでもうれしかったです。ただ僕の頭は武士がしている中剃りなんですね。貴丈にイジられるだろうなって思っていたら、案の定、いじられて。めちゃめちゃ笑われました」
犬飼「舞台に出演するメンバーは僕たちみたいなガチガチの武士のような髪型じゃないですけどね」
武田「そう、あっちはちょっとイケメン風で」
犬飼「2.5次元っぽい感じでしたよね」
武田「俺なんか半分、ハゲてるのにって(笑)。いや、自分は全然、気にしていませんよ。時代劇はやってみたかったですから」