息子であることを隠して父とオンラインゲームをプレイする日々を綴り、累計アクセス数 1,000 万を超えたブログが原作の「劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」。6月21日(金)から全国公開となる。2017年には千葉雄大、故・大杉漣ら出演のドラマ版が人気を博し、満を持しての映画化。劇場版はキャストを一新し、息子・岩本アキオに坂口健太郎、父・岩本暁に吉田鋼太郎が扮している。仕事一筋だったが、突然会社を辞めてしまった無口な父・暁を演じた吉田にインタビュー。実はかなりのゲーマー、悩んでも相談しないなど百戦錬磨俳優の内側に隠された素顔とは。
―ゲームができない役どころと違って、吉田さん自身はかなりのゲーマーなんですよね。
吉田:ゲーマーです。何せ、昔は暇な時間が売るほどあったので、ゲームばっかりやっていました。
―作品中では、見事な素人ぶりでした!
吉田:実際できるから、できない演技が難しいんですよ。
―コントローラーと体が一緒に動いてしまう動作は、初心者からしたら「なるなる!」と(笑)
吉田:今でもね、ゲームによっては体ごと動いちゃうときもあります。
―ご自身が今一番ハマっているゲームは?
吉田:自分の中では良いゲームが見つからない時期でして…昔からやっている「みんなのGOLF」「プロ野球スピリッツ」「グランツーリスモSPORT」などをやっています。
―ゲーム以外でハマっていることはありますか?
吉田:遅まきながら、乗馬をはじめまして。ここ半年ほど、めっちゃハマっています。
―きっかけは?
吉田:今度、時代劇をやるので、それもあるんですけど…役者なので馬くらい乗れないと、と思いまして。
―実際、乗ってみていかがですか?
吉田:楽しい!乗馬の翌日は、太ももの筋肉や腹筋が痛くなるんですけど、体幹が鍛えられます。
―一回でどれくらい乗るんですか?
吉田:1時間半くらい乗ります。今、駆け足で走れるくらいになりました。
―馬って、最初は人間のことを舐めてくるんですよね?
吉田:最初、馬に乗ろうとすると、気の荒いやつは手をちょっと出すと噛んできたり、乗ってても急に止まって草を食っちゃったりするやつもいて。手綱を持っているから、前のめりになっちゃって落ちかねないんですよ(笑)。だけど、そういったコミュニケーションも、相手が機械じゃない面白さがありますね。
―なるほど。逆に、同作はオンラインの中で絆を深めていくというテーマですが、そこについてはいかがですか?
吉田:素晴らしいことだと思います。実話じゃないですか、だからすごいなと思って、あの息子。
―息子役の坂口さんとのお芝居はいかがでした?
吉田:互いに会話を交わす役ではないので、言葉を弄さずコミュニケーションを取らないといけない非常にレベルの高い、難しい演技の中で、ワンシーンごとに集中して演じていました。いつもは喋る役ばっかりなので、あまりそういう芝居をしたことがないんですけど、こういう集中力もあるんだなっていう新しい発見の連続でしたね。健太郎の集中力もすごいんですよ。少ないセリフで、ちゃんと一言一言、的確に気持ちをこっちにくれるので、じゃあこっちもちゃんと返さないといけないなという、本当に良い関係の中で芝居ができました。
―事前に何か話し合ったりはされましたか?
吉田:いや、カメラが回っているときだけですね。お互いセリフがなく、そこで勝負できないので、場の雰囲気と関係性だけでやらなければいけませんでした。キツかったけど楽しかったですね。
―坂口さんとは初共演ですよね。
吉田:実は現場に入る前に、バーで会っているんですよ。撮影初日にその話になって、「鋼太郎さんに、僕会ってるんですよ」と言われたんですけど、俺は忘れていて。(にもかかわらず)「そう言われたら会ってるね。あそこだろ?あの池尻の?」「そう池尻、池尻!」「池尻の…地下の!」「…いや、1階なんです」「あっ、健太郎アレでしょ?3~4人でいたでしょ?」「…2人です」と(笑)。なんか思い違いをしていたんでしょうね、話がまったく噛み合わないっていう。この先、この噛み合わない2人でどうなるんだろうと、それが現場での最初の会話だった(笑)。
}/


































