6月14日から23日の会期で東京公演が上演される、舞台「家庭教師ヒットマンREBORN!」the STAGE –vs VARIA partI- 。そのオフィシャル会見とゲネプロが13日、都内で行われ、リボーン役のニーコ、沢田綱吉役の竹中凌平、獄寺隼人役の原嶋元久、山本武役の山本涼介、笹川了平役の上杉輝、ランボ役のKIMERU、XANXUS役の林田航平、S・スクアーロ役の髙﨑俊吾、ルッスーリア役の高木勝也、ベルフェゴール役の大海将一郎、レヴィ・ア・タン役の八巻貴紀が出席した。
原作は、天野明の漫画「家庭教師ヒットマンREBORN!」。演出・脚本は2018年に上演された第一弾同様、丸尾丸一郎が務める。同公演で描かれるのは、暗殺部隊「ヴァリアー」が登場するヴァリアー編。ヴァリアーメンバーとして新キャストも抜擢された。
会見に登場したニーコは「初演もかなり、熱く、泥臭く、しっかり、丁寧に作品を作りまして、みなさんの応援のお陰で大成功したんじゃないかなと思っています。2作目はいよいよヴァリアー登場ということで、さらにさらに初演より暑苦しく、個性豊かなメンバーが揃っていますので、厚みと面白さを倍増して頑張っていきたいと思っております」とコメント。
竹中は「初演がすごくマラソンみたいな感じだったので、今回はツナ(沢田綱吉)的には落ち着いたというか。ニーコさんにも今回は前より周りが見えてると言っていただいたので、ツナらしく落ち着いて、死ぬ気で頑張っていきたいと思います」と意気込みを語った。
また、ヴァリアーメンバーの印象について聞かれたニーコは、「稽古場にいる時点で『強そー!負ける...?』っていう風に思いました。稽古着で普通の状態なのに黒いオーラがあり、衣装を着たらかっこいいヴァリアーになるんだろうなと思いました」と絶賛。一方で「それに対して、見た目は迫力があるんですけど素だとギャップがあって。天然だったりおとぼけだったり、一緒に稽古をしてきた仲間の一員としてはとても面白いメンバーが揃ったなという印象です」と素顔について明かすと、一同は髙﨑を指差し、髙﨑は「おれ?」と困惑していた。
同じ質問に山本は「初日、本読みから始まったんですけど、すごい完成度。こっちは普通の中学生なので、黒い殺し屋には勝てねえわって思いました」と回答。続けて「ヴァリアーチームにはグループLINEがあるらしくて。ボンゴレチームはまだないです。全体LINEしかない(笑)」と、ヴァリアーメンバーの仲の良さを窺わせた。
最後にニーコは「私は、アニメのリボーンでも声優もさせていただいていたんですけど、やっぱりこのヴァリアー編っていうのはアニメでやっていたときもすごい熱を感じていました。そこから時が経って令和の時代になって、今の2019年の最新の技術だったり最新の芝居だったり、あの名作を今のこの時代に舞台化する意味っていうのは、またエンターテインメントとしてさらに大きいものを魅せられるんじゃないかなと思っています。昔からのファンのお客様も、新しく舞台からファンになってくださった方々も、みんなが全員楽しめるようなものを目指して、一丸となって作っておりますので、ぜひ楽しみにしてください」とメッセージを贈った。
©天野明/集英社 ©『家庭教師ヒットマンREBORN!』the STAGE製作委員会