伊藤健太郎 主演舞台「春のめざめ」開幕「全力で出し切れるように」

映画・舞台 公開日:2019/04/14 11
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KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオで4月13日(土)より開幕する舞台『春のめざめ』の公開ゲネプロと囲み会見が12日(金)に行われ、囲み取材に演出の白井晃、主演の伊藤健太郎岡本夏美栗原類が登壇、キャストからのコメントが到着した。



伊藤健太郎(メルヒオール役)コメント
舞台は2回目ですが、経験が浅いので声の出し方や体の使い方など一から白井さんに教えて頂きました。緊張はしますが、全力で教えを出し切れるように頑張りたいです。稽古が楽しく、早く稽古場に行きたいと毎日思っていたくらいで、稽古が終わって食事をしながらでも、キャストの皆さんとずっと「春のめざめ」の話ばかりしていました。

白井さんから頂いた「健太郎の中のメルヒオールを出して」という言葉が印象に残っています。稽古中は外枠だけでメルヒオールを演じてしまうこともあって、難しいなと思っていたところにこの言葉を頂いて、自分の素の部分も出していこうと思いました。メルヒオールの悩みや気持ちは若かったころの自分にも共感できるので、そうした気持ちを伝えられたらと思います。

岡本夏美(ヴェントラ役)コメント
稽古中にたくさん白井さんから教えて頂きました。初演を観た時に挑戦してみたい役だったと言ってしまいましたが、今となってはそんなことを軽々しくは言えないくらい大変な役でした。白井さんからは「ヴェントラとして生きてください」と言って頂いたり、「ヴェントラを選んだのは僕だから(君の演技に)責任を持つよ」と私に寄り添ってくださっている感じが嬉しかったです。伊藤さんはすごく熱い方で、みんながついていきたくなるような座長です。

栗原類(モーリッツ役)コメント
(初演と)役者が変われば空気も変わりますが、とても楽しい稽古場でした。稽古中は白井さんの言葉が心にささるし、欲を言えばもっと稽古をしていたいです(笑)。 とはいえ、タイムリミットがある中で創り上げなければならないので、僕自身は明日からの本番を楽しみたいと思います。作品の中ではメルヒオールとの掛け合いが多いです。伊藤さんのことを信じています。モーリッツは好奇心が旺盛でたくさんしゃべる子です、自分の限界に縛られず、エネルギーを使っていいんだと思いました。

白井晃(構成・演出)コメント
今回はメルヒオールとヴェントラの役者が新しくなり、役者の関係性も変わりますので、演出的には少し手を入れて、大枠は変えず人物を掘り下げました。類君は作品の理解力が素晴らしく、岡本さんは根性のある子です。健太郎君は演技のセンスが素晴らしいと思いました。「春のめざめ」を再演したのは、子どもたちの生きることへの対じの仕方、性の悩みというものは今でも変わっていないわけで、これは130年前の作品ですが今の時代でも十分に共感できます。ですので、今後もレパートリーのような形で繰り返して上演していきたいという思いから再演に踏み切りました。若いキャストの皆さんはこれからの日本の演劇、芸能を担う立場にいる人たちですので、舞台の面白さや厳しさも知ってもらええれば、との思いから色々厳しいことも言わせてもらいました。ですので、明日からの本番、ぜひ期待して観にいらしてください。