桜田通、福田麻由子の熱演に感動「距離が縮まらない理由がわかった」

映画・舞台 公開日:2019/04/06 11
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すべての始まりの音とされる“ラ”をモチーフに、元バンドマンの揺れる心と再生を衝撃的展開で描く映画『ラ』が5日、ついに公開初日を迎えた。同日には新宿武蔵野館で主演の桜田通、共演の福田麻由子、笠松将、そして高橋朋広監督が初日舞台挨拶を行った。

劇中バンド「LACTIC ACID」の元ボーカル・慎平役の桜田は「ヨッシャー!この舞台挨拶の30分をやらかさなければ無事公開ですよ!」と封切りに感無量。初共演の福田については「リハーサルの段階でリハのレベルではない芝居をしてきて、引きました。爪の跡が残るくらい腕を引っ張られて、リハでこれだったら本番は大変だと、いい影響と刺激をもらえた」と熱演を紹介した。笠松とは気心知れた仲で「笠松君とは久々だけどこれで3回目。な!な!」と笠松の肩を軽くパンチするなど和気あいあいだった。



慎平にお金をバックアップする恋人・ゆかり役の福田は、客席を埋め尽くす桜田ファンの姿に「どこかにいる“ゆかり”に届いたらいい。届きそうな人が結構いるなぁと、客席を見て思います」とニヤリとし、リハ段階での熱演については「だいぶアクの強い女の子の役なので、リハーサルの段階で冒険して失敗しないとできないと思った。泣きわめいたりして、何だったんだろう?」と当時を思い出して照れ笑い。桜田は福田のあまりの成り切りぶりに「撮影が終わっても僕の中では福田さんというか、ゆかりのまま。福田さんは撮影前に役作りとして僕のTwitterをすべてチェックしていたようで、それを聞いて福田さんとの距離が縮まらない理由がわかった気がした。それだけゆかりだったから」と舌を巻いていた。

元バンドメンバー・黒やん役の笠松も「福田さんとは一緒のシーンはないけれど、負けないように頑張ろうと思った。ゆかりではなく、僕の方が慎平を振り回そうと意識した」と福田をライバル視。高橋監督については「とにかく熱い人。ストレートに思いを伝えてくれるので、僕もそれに応えるべく、撮影中は熱くなっていた」と振り返った。映画の内容にちなんで「叶えたい夢」を聞かれた桜田は「やはり『ラ』の大ヒット!ただただヒットしてほしいし、色々な人に広く観てもらいたい」と座長として祈願。福田は「遠い夢だけれど、おばあちゃんになっても芝居をしていること」と現役宣言。笠松は「自分が俳優としてステップアップすることで、知り合いや大切な人を幸せにしたい」とシミジミ。高橋監督は「この作品を通して思ったのは、常に違う自分、新しい自分でいたいということ。常に新しいことを始めて、変化して進化したい」と飛躍を口にした。

最後に桜田は「伝えたいメッセージが多くて重たい作品ですが、演じる上では観客にどう届けるかということを頭の片隅に置いていました。綿密に長い時間をかけて、一番いい状態で届くように作ってきたつもりです。それが今日、皆さんのもとに届くのが嬉しい。いい作品だと思ったら、たくさんの人に勧めてもらって、皆さんにとっても『ラ』を大事な作品にしてほしいです」と熱くメッセージした。


© 2018 映画『ラ』製作委員

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