ダメ男演じた成田凌を岸井ゆきのがフォロー「初日に美味しいお菓子くれた」

映画・舞台 公開日:2019/03/12 11
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俳優の成田凌が12日、都内で行われた映画「愛がなんだ」(4月19日より公開)の完成披露上映会に、主演の岸井ゆきの、共演の深川麻衣、若葉竜也、メガホンをとった今泉力哉監督とともに登壇した。




本作は、角田光代の傑作恋愛小説を実写映画化したもので、みずみずしくも濃密な“片思い”を描いた恋愛映画となっている。好きになってくれない男性を一途に追いかける主人公・テルコ役を演じる岸井は、同作を見た感想を聞かれると「最初に試写を見たときは“やっと完成した!嬉しい”という気持ちが最初にあったのと、脚本にはなかったモノローグが追加されていたりして、撮影中ではこうなると思わなかったシーンもあって、私自身も映画1つを楽しんだなという気がしました」と声を弾ませ、テルコに思いを寄せられる男性・マモルを演じる成田は、編集室で最初に見たそうで「(監督から)『相談がある』って言われていったんですけど、意志の固い人でほぼ決まっている状態だったので、『はい、いいと思います』って言ってました。そこで見たんですけど、最近観た映画の中で1番面白いと思いました。あまりないんですけど、意外と客観的に見られました」と自画自賛した。

また、岸井と成田は別の映画に出演経験はあったが、セリフは交わしたことがなかったそうで、今回はどんな感じでそれぞれの役を演じていたか尋ねられると、岸井は「(テルコとマモルは)どこかすれ違っているところがあるので、成田くんと楽しくお喋りをして仲良くなっちゃって、それが画面に出たらマズい」と思い、深い付き合いをしないようにしていたことを明かしたが、成田は「取材を受けているときに(岸井が)『距離を取った』って言っていたんですけど、僕は気付かずガンガン喋りかけていたんですよ」と打ち明けて会場を沸かせた。

女性MCから「マモちゃんは女性から見てダメな人なのに憎めない。悔しいけど大好き」と声をかけられた成田は、マモルをどのように演じたか尋ねられると「そうなるように頑張ったんですよね。普通にやっちゃったら嫌われちゃうところを、すっごい丁寧に、今までで1番丁寧にやったかもしれないです。マモちゃんは1コ1コ細かくやって、1コも間違えられないお芝居だったので、緻密にやっていました」と打ち明け、カッコよく見せないためにやったことについては「マモちゃん自体が持っている無意識な絶対モテないであろう要素をいっぱい詰めました。ここだけの話、ずっとテルちゃんを車道側に歩かせたり、普段は絶対に(成田が)車道側を歩くんですけど!あとは口を開けて食べるとか、腹が立つ笑い方とか、そういうものを要所要所に入れました」とこだわりを明かした。

これに「気付かなかった…」と目を丸くした岸井だったが、「でも成田くんはすっごい優しくて、初日に美味しいお菓子をくれたりしました。しかもすごい美味しいやつ!サプライズでケーキですよ!普通じゃないですよね」と成田の優しさを絶賛した。

また、登場するキャラクターの中で、自身の恋愛観と似ていると共感する人はいるか質問されると、成田は深川が演じるテルコの唯一の女友達・葉子を挙げ「相談に乗っているのに、自分のことは全然見えていないみたいな。そこはわかるような、わからないような」といい、深川は「葉子のシーンで人に言われて髪型を変えるところがあるんですけど、髪型までは変えないかもしれないですけど、友だちでも洋服とか褒められたら何回も着ちゃいます」とニッコリ。岸井は「テルコはどんなに落ち込んでも食事はしっかり取るんですよ。はい、私!」と笑顔で挙手した。

なお、フォトセッションでは女性の肩に男性が顔を乗せる“肩トン”ショットでの撮影が行われ、キャストの面々は照れながらもカメラマンの要望に快く応える一幕もあった。