司馬遼太郎「燃えよ剣」映画化、岡田准一らメインキャスト発表

映画・舞台 公開日:2019/02/11 8
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世代を超えて熱烈なファンを持つ歴史小説界の巨星・司馬遼太郎が、新選組副長・土方歳三を主人公に、近藤勇・沖田総司といった新選組の志士たちの人生と、彼らが生きた激動の時代・幕末を描いた「燃えよ剣」。1962年から64年にかけて「週刊文春」で連載された本作は、64年の刊行から現在までに単行本・文庫を合わせた累計発行部数が500万部を超える大ベストセラーとなっている。土方歳三は、歴史上の偉人のなかでも、その信念の強さや圧倒的なカリスマ性に、熱狂的なファンが多い偉人のひとり。そんな土方の没後150年である2019年に、満を持して製作される。

監督を手がけるのは、国家の形が変わる日本の変革期に生きる人々をテーマに、「関ヶ原」(17)「日本のいちばん長い日」(15)など力作を生み出す原田眞人。昨年の「検察側の罪人」(18)の大ヒットも記憶に新しい名匠が、「関ヶ原」と並んで長年熱望した司馬原作の映画化を実現。「関ヶ原」スタッフが再集結し、時代が大きく動いた「幕末」を圧倒的なスケールで描く、「新選組」映画の決定版を製作する。




土方歳三を演じるのは、「関ヶ原」の石田三成役で原田監督と初タッグを組み、第41回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞した、俳優、岡田准一。NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」、映画「蜩ノ記」(14)「関ヶ原」(17)「散り椿」(18)と本格時代劇への出演が相次ぎ、今回も原田監督の絶対的な信頼を得ての出演となった。これまで数々の名優が演じてきた土方役に初挑戦。日本の伝統的な社会・価値観が覆ろうとしている動乱の時代のさなかで、朋友の近藤勇や幕府に対して深い忠誠を誓い、何が起きてもブレずに自らの信念を貫き通す。激動の時代に屈しなかったヒーロー・土方に全身全霊で挑む。

そんな土方と恋に落ち生涯愛し合うことになるお雪を演じるのは、主演を務めたNHK大河ドラマ「おんな城主直虎」以来の時代劇出演となる、柴咲コウ。土方と熱烈に惹かれあいながら、激動の時代によって引き裂かれていく、哀しくも逞しいヒロインを、凛とした美しさ、確かな演技力で魅せる。岡田と柴咲は今回が初共演となる。

土方の盟友である新選組局長・近藤勇を演じるのは、NHK大河ドラマ「西郷どん」で大河初出演にして初主演を成し遂げた、鈴木亮平。徹底的な役作りで絶賛された西郷隆盛役に続き、真逆の立場で同じ幕末を駆け抜けた実直な剣士・近藤役に、渾身の演技で挑む。

病に倒れるも天才的な剣の使い手として知られ、新選組の中でも土方と並んで人気の高い若く美しき剣士・沖田総司を演じるのは、Hey! Say! JUMPのメンバーとして活動しながら、話題作への主演が相次ぎ俳優としての活躍も目覚ましい、山田涼介。今回が時代劇初挑戦となり、本格的な殺陣・アクションも披露する。

そして、土方や近藤に狙われることになる新選組初代筆頭局長・芹沢鴨に、「海猿」シリーズや「悪の教典」「22年目の告白―私が殺人犯ですー」などの大ヒット作で強烈な印象を残している、伊藤英明。酒を飲むと手がつけられない粗暴な性格ながらそのリーダーシップで新選組結成を推し進めた豪傑を、圧倒的な存在感と色気で演じ切る。

激しい戦闘アクション、時代に引き裂かれる運命の愛。大河俳優が一挙集結、超一流のスタッフで贈る、歴史スペクタクル超大作に期待しよう。

撮影は、2月~4月、京都・滋賀・岡山などを中心に行われる予定。また、「新選組」史上名高い「池田屋事件」が起こった、旅館・池田屋をオープンセットで当時のままに完全再現、倒幕の流れを決定づけた幕末最大の事件を迫力の殺陣で描く。公開は2020年を予定。メインキャスト以外にも、超豪華なキャスト陣が多数顔を揃えているとのことなので、今後の発表にも注目だ。


岡田准一 コメント>
原田眞人監督から司馬遼太郎さんの名作、「燃えよ剣」の土方歳三という、身に余る大役をいただきました。  以前に原田監督作品に出演させていただいた「関ヶ原」に続き日本の変革の1つです。変革の時代を演じることは、やりがいのあるタフな作業になりますが、共演者の皆さん、スタッフの皆さんとこの作品を乗り越えて行きたいと思います。土方歳三の人生を覚悟と畏敬を持って楽しんで演じたいです。原田監督が作り上げる生っぽい激動の幕末をご期待下さい。


柴咲コウ コメント>
初めて演出していただく原田監督。初共演の岡田准一さん、鈴木亮平さん、山田涼介さん。世の中で語り継がれる新選組。司馬遼太郎さんの長編歴史小説のオリジナルキャラクターであるお雪を、時代に翻弄されながらも凛として生きる女性として、素直に表現できればと存じます。

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