新田真剣佑、高杉真宙からの相談に新田流で回答「まずはハグして…」

映画・舞台 公開日:2019/02/05 11
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俳優の新田真剣佑が、5日に丸の内ピカデリーで行われた『十二人の死にたい子どもたち』大ヒット御礼舞台挨拶に登壇した。

映画上映後、豪勢な“12個”の真っ赤な花輪でずらりと彩られたステージに登場したのは、シンジロウ役を演じた新田真剣佑。公開から<12日目>と作品タイトルにかかる記念すべき本日、2月“5”日ということで、シンジロウに割り振られた“5”という番号にちなんで登壇することとなった新田は映画公開後、初登壇!万雷の拍手&歓声で迎えられ「本当に公開記念舞台挨拶に出たかったので、今日ここに立たせて頂いて本当に幸せです!」と笑顔を見せる。

現在、10代~20代の若者たち、出演者と同世代の鑑賞者たちから絶賛のコメントが日本中から寄せられていることが知らされると「本当に十二人の演技合戦でした。シンジロウという難しい役柄でした。みんなと戦いながら演じていました」と新田自身が撮影時、また映画完成後に噛み締めた熱い想いを明かし、世の中に飛び交うコメントに共感を示し「良かったです!有難うございます」と喜びに満ちた心境を明かす。




緻密に組み上げられた密室サスペンスと12人の安楽死を志願する未成年たち特有の不安定な心情が描かれた人間ドラマ、そして映画に込められた深いメッセージ性に対する絶賛の声と共に、とにかく評価を得ているのは“若手俳優たちの圧巻の名演”。今回残念ながらインフルエンザで欠席となってしまった堤幸彦監督はメッセージ内で、個性豊かな登場人物たちの中で、鑑賞者と共に“推理役”を担うシンジロウを演じた新田の撮影現場での様子を「真剣佑は現場でも“座長”風の時や、悩める性格俳優の時や、“おなかいたーい”とワガママ小僧の時や、まったくほっておけない愛すべきキャラクターでしたが、ラストのラストでものすごい“神演技”をぶちかましたときは、スタジオ全員が驚愕し、言葉を失い、不覚にももらい泣きしてしまいました」と振り返り、新田の“神演技”を受け取った際の心境を露わに。

続けて堤監督は「さっすが!やる時はやる役者ぞ!と大感動!作品にとてつもない大きな力を与えてくれました。感謝です!ありがとう!これを皮切りに、また、高いところを目指していきましょう!」と本日の舞台挨拶への応援のコメントと共に、感謝の言葉を。そんな監督からの嬉しいコメントに「それを直接言って頂きたかったです(笑)いや…そんなに褒めないでくださいよ…!(笑)」と少し照れた表情を見せながら、「セリフを覚えるのにいっぱいいっぱいで…」と撮影を振り返った。

話題は、この映画でしか観ることが出来ないであろう新田が劇中に披露する衝撃の“スキンヘッド姿”に移り変わり、「眉毛ふさふさだな…って思いました(笑)あのスキンヘッドにするために、頭の型取りをすることになったんです。型をとるときって何かを塗られて、固くなるまでそのままでいなければならないのですが、“頭の部分だけ型とりまーす!”ってスタッフさんに言われてたんです。いざ、行ってみたら顔全部塗られてしまって(笑)暗いところと、狭いところが苦手な僕をダマしてスキンヘッドが作られたっていう裏話があります!今日初めて言います。大人にダマサれました!(笑)」と“初”スキンヘッド体験のエピソードを披露。

そんな新田の苦労にかいあって出来上がった見事な姿について監督は「スキンヘッドの特殊メイクはいろいろな作品で作りましたが、こんなにも美しくキマル頭もなかった。まるで頭蓋骨の模型のようだ。美しい。驚いた」とコメント。続く、「ぜひ美しい剃髪の頭が要求される三蔵法師の役に立候補したらいかがか?!自分でプロデュースして、監督はワシで(笑)孫悟空は杉咲花ちゃんで沙悟浄は渕野くん、猪八戒は北村くんか。あとのみんなは悪代官とか村人とか馬とか岩とか役はたくさんあるぞ!その気になってきただろ!」とインフルエンザにも関わらずかまされまくる“堤節”にあっけにとられつつ「全然ならない!(笑)でも監督がやるっていうならやります!(笑)監督は本当に面白い方で、撮影現場中に、“この映画をサスペンスじゃなくて、真逆のコメディしちゃおうか!”とか言い出して…そう監督が言い出した時には12人全員が無言になりましたけどね(笑)」と新田は笑いを誘いながら、監督の撮影現場でのエピソードも披露した。

そして、今日の舞台挨拶に向け共演者たちから寄せられた “ずっと聞きたかったけど、聞けなかった質問”に答えることに。杉咲花(アンリ役)からの「朝からキムチラーメンを食べているところを目撃したり、毎日ピザを食べているという話を聞いたのですが、好きな食べ物は何なのですか?(笑)」との質問に、「食べてないと思う!…何を見たんだろう…舞台が終わって、すぐこの映画の撮影だったので、痩せていてジャンキーなものを食べたいなって思っていた時期だったから、もしかしたら食べていたかもしれません」と記憶をたどりながら好きな食べものは「肉!」と回答。

公私共に親交のある北村匠海(ノブオ役)からの「僕との思い出で一番印象深い出来事を教えてください」との質問には「匠海らしい!(笑)ランチを食べるためだけのために、会って解散したり…2人で夜空を見上げながら、お酒を飲んだりしたし…地方での撮影の時に毎晩僕の部屋に来て沢山話をしたり…と印象的なエピソードは本当に沢山あります!」と愛嬌たっぷりに応えた。

高杉真宙(サトシ役)からの「コミュニケーション能力の向上を図りたいと思っているのですが、どうしたら新田さんの様に素晴らしく人と接することが可能でしょうか?」との質問には思わず「質問じゃないじゃないですか(笑)もう相談所じゃないですか(笑)」とツッコミながらも、「根本的な性格が違うから…どうにも言えないね!(笑)とりあえず、ハグから入れば良いんじゃないかな?僕は握手して、ハグしてって感じです。まずハグして…それから行こう!頑張ってね」と新田流のコツを伝授。

黒島結菜(メイコ役)からも「セリフがとても多かったと思いますが、覚えるコツはありますか?」と高杉に続いて、お悩み相談が寄せられ「 (萩原)利久くんと渕野(右登)くんと坂東(龍汰)くんを家に呼ぶことだね!(笑)」と笑顔混じりの悩ましい表情を浮かべならも「12人と、とにかく登場人物が多くて、1人だとこんがらがっちゃうんですよ。なので、みんなで毎晩セリフ合わせをしていました!」と本作での撮影を振り返り、「人を巻き込んでいきましょう!」とコメントした。

そして最後には「やっと…やっと!この作品の舞台挨拶が出来ました。この映画を観て、人それぞれ思うことは違うかもしれませんが、希望と、人間とは何かと、命の大切さを知ることが出来る映画になっています。多くの方々に是非、観て頂きたいです!」と大ヒットロングランへ意気込み、熱い願いを込めたメッセージを贈り、思い入れたっぷりの本作、最後の舞台挨拶ということで短き時間を惜しみながら、舞台挨拶を後にした。


©2019「十二人の死にたい子どもたち」製作委員会


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