本格的な冬の訪れを前に、寒さ対策は万全? 少しでも季節を快適に過ごすには、心強いヘビーアウターが欠かせない。そこで今回は、ダウンジャケットやインサレーションジャケットなど、身にしみる寒さから断熱してくれるアウターを紹介。高い機能性と優れたデザインを兼ね揃えた品々は、タウンユースはもちろん、キャンプやレジャーでも洒落感ある佇まいとなるので、冬の一張羅としてワードローブに迎え入れよう。
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〈アークネッツ別注〉
老舗メゾンブランドから新進気鋭ブランドまで幅広く取り扱うセレクトショップのアークネッツ。さまざまなブランドと手を組んだ別注アイテムも数多く展開し、その感度の高さは着こなしをワンランクアップする。その中でも注目したいのは、3つのブランドとコラボレーションしたダウンジャケット。
最先端の素材を使用した
デサント オルテライン × アークネッツの
「スカイ マウンテニア」
デサント オルテラインの水沢ダウンは、熱接着ノンキルト加工とシームテー
デサント オルテライン × アークネッツ「スカイ マウンテニア」 ¥176,000 (アークネッツ ☎︎028-634-1212)
別注ポイントは、昨年デサント オルテラインが発表した新素材、“スキーマテックスカイ”の採用だ。それは人間の皮膚の伸縮を再現したもので、継ぎ目のない1枚の生地を特殊なジャガードラッセル編みによって、関節や部位ごとにストレッチ性を変化させている。ダウンジャケット特有の動きにくさが解消され、快適な着心地を実現した。
フロントは、2列のジッパーの間にメッシュ生地を配したデュアルジップベンチレーションが採用され、内部の熱や湿気を逃して衣服内を快適にする。光を熱に変換する保温素材“ヒートナビ”を裏地に用いているので、プラス5度の体感で温かく過ごせる。
ミリタリーをモチーフにした
ゴールドウイン × アークネッツの
「フーデッドスノージャケット」
スキーを背景にした高い技術と、街にも馴染むシンプルなデザインを融合したプロダクトを輩出するゴールドウインに、アークネッツが別注した3wayのミリタリーダウンジャケット。
ゴールドウイン × アークネッツ「フーデッドスノージャケット」 ¥85,800 (アークネッツ ☎︎028-634-1212)
1980年代後半に、アメリカ軍で採用された極寒冷気候向けレイヤリングシステム、ECWCS(エクワックス)のレベル6に該当するハードシェルジャケットがデザインのベースになっている。ECWCS第一世代のフードと第三世代のボディを組み合わせたハイブリッドデザインで、両腕に搭載されたポケットの角度を変更するなど、ディテールにもこだわり抜いた。
耐水性や撥水性、透湿性、防風性を備えているリップストップナイロンを使用したアウターシェルに、ジッパーでインナーダウンが連結されていて、それぞれ単体で着用することも可能。そのインナーダウンは、遠赤外線効果で人体から発生する熱を保温する光電子ダウンが封入されている。
伝説的モデルを再解釈した
マーモット × アークネッツの
「ビッグマンモス」
2000年代後半、ニューヨークの若いギャングの間で大流行し、強盗や発砲事件まで巻き起こったマーモットの「マンモスパーカー」。それらの事件をきっかけに廃盤となってしまったが、アークネッツの別注によって生まれ変わったのが「ビッグマンモス」だ。
マーモット × アークネッツの「ビッグマンモス」 ¥70,950 (アークネッツ ☎︎028-634-1212)
「マンモスパーカー」より身幅にゆとりを持たせ、袖丈を少し短めに設計しているので、オーバーサイズのシルエットだが野暮ったくはない。防風性にも優れた防水透湿素材の“ダーミザクス”を表地に採用し、中綿には環境に優しい撥水加工をダウンへ施した“ダウンディフェンダー”を750フィルパワーで封入。湿気に弱いダウンの弱点がカバーされ、悪天候でもボリュームをキープして抜群の保温力を確保する。
フードは取り外し可能で、シチュエーションやコーディネイトに合わせやすい。左腕には通常モデルにはないマーモットのロゴが刺しゅうで配置されている。
〈デサント ddd〉
これまでにデサントがスポーツウエア開発で培ってきた高い技術やノウハウを活かし、平面的ではなく、立体的に表現するという意味をブランド名に込めた、デサント ddd。スポーツに限定せず、ミリタリーウエアやビンテージウエアなど、さまざまなジャンルや時代の中から抽出したデザインを、汎用性の高いカジュアルウエアに落とし込んでいる。
軽量性と保温性に優れた
デサント dddの「ダウンジャケット」
デサント ddd「ダウンジャケット」 ¥46,200 (デサント ブラン 代官山 ☎︎03-6416-5989)
デサント dddの「ダウンジャケット」は、シンプルに仕上げた着回し力の高さが魅力。表地は耐久撥水性と防風性を併せ持つ軽量な素材“スタナー”が採用され、裏地にはデサントが独自開発した、光のほぼすべての波長領域を吸収して熱に変換する保温素材の“ヒートナビ”を使用し、軽さと温かさを両立させている。
〈ザ・ノース・フェイス〉
今年で30周年を迎えた「ヌプシジャケット」はもちろんのこと、ヘリテージモデルを現代的にアップデートした一着や、キャンプで焚き火をしながら着られる難燃素材を用いたインサレーションジャケットなど、アウトドアから街まで手放せないアウターが勢揃い。
名作を現代的にアレンジした
ザ・ノース・フェイスの
「ウィンドストッパーブルックスレンジライトパーカ」
1977年にリリースされた「ブルックスレンジ」をアップデートしたダウンジャケット。表地には、防風性と透湿性に優れたゴアテックス インフィニアム ウィンドストッパーを採用して快適性がアップされている。
ザ・ノース・フェイス「ウィンドストッパーブルックスレンジライトパーカ」 ¥79,200 (ゴールドウイン カスタマーサービスセンター ☎︎0120-307-506)
中綿は、汚れを徹底的に除去したクリーンなリサイクルダウンを使い、内側と外側のバッフル位置をずらしたことでコールドスポットを低減。鮮やかな黄色の裏地やすっぽりと顔を覆うフードの形状、丸型の面ファスナーなど、当時のディテールを再現しつつ、現代的な機能が落とし込まれている。
デザインに洒落っ気が漂う
ザ・ノース・フェイスの
「ノベルティーヌプシジャケット」
1992年にエクスペディション用のアウターとして誕生した「ヌプシジャケット」は、ザ・ノース・フェイスを代表する名作のひとつ。当時の仕様を受け継ぎながら、サイズを現代的にリファインしたのが「ノベルティーヌプシジャケット」だ。
ザ・ノース・フェイス「ノベルティーヌプシジャケット」 ¥39,600 (ゴールドウイン カスタマーサービスセンター ☎︎0120-307-506)
表地は強度がある50デニールのリップストップリサイクルナイロンに撥水加工が施され、バックパックの擦れによる消耗を防ぐために肩部分はナイロン素材で切り替えられている。
環境に配慮したリサイクルダウンを中綿に使用したボリューム感のある一着だが、内ポケットに小さく収納できるポケッタブルの機能も便利。レトロなニュアンスを感じるカラーリングと柄は、着こなしの主役となること間違いなし。
焚き火をしながら着たい
ザ・ノース・フェイスの
「ファイヤーフライインサレーテッドパーカ」
引き裂きや摩耗に強い耐久性と軽量性を兼備するコーデュラナイロンと、難燃性の高いモダクリル糸を混紡したリップストップ生地を表地に採用しているため、キャンプで焚き火をしながら着ていても安心感があるインサレーションジャケット。
ザ・ノース・フェイス「ファイヤーフライインサレーテッドパーカ」 ¥63,800 (ゴールドウイン カスタマーサービスセンター ☎︎0120-307-506)
フロントファスナーに太めのスライダーテープが設置されているので厚手のグローブをしたままでも操作しやすく、裾の両脇のテープにはカラビナで小物などをぶら下げることができ、キャンプシーンで利便性を実感できるディテールが盛り込まれている。
生地には、多少の雨や雪を弾く撥水加工が施され、中綿の軽量でボリューム感のある化繊綿によって、濡れてしまったとしても保温性をキープ。シェイプドバッフル構造でコールドスポットを減らし、内襟にも中綿が封入されていて、首元からの体温の放出を軽減する。
文=コマツショウゴ







