ALSDEADが新作「IDEA-イデア-」制作秘話を話す

J-POP 公開日:2014/10/22 32
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先日、アルバム『IDEA-イデア-』を発売したばかりのALSDEAD。


本作からあふれ出てくるのは、満たされない想いや苛立ち、嘆き、渇望などが呼び起こした、感情的に歌い叫ぶ想いたち。とても生々しくも臨場感にあふれた歌の数々が、胸に、痛みを持った様々な深い想いを投げつけてきた。"IDEA(理想)"という言葉の裏に隠された様々な人の心理。このアルバムは、あなたに、いろんな「心の疼き」を与えてくれる。10月24日には池袋EDGEを舞台に、アルバム発売を記念したワンマン・ライブも行われる。その息吹を、生で感じていただけたら幸いだ。



―『IDEA-イデア-』というアイデアは、何処から生まれたものなんですか?

MAKI
「IDEA」という言葉自体は、頭の中の着想としてあったものなんですけど。それをテーマにアルバムを制作し始めたのではなく、アルバム用に作りあげた楽曲へ触れていく中、次第に「IDEA」を軸に据えたテーマが浮かび上がり、そこをコンセプトに歌詞の制作が進んでいきました。そのテーマを見い出すまでには時間を費やしましたけど、「IDEA」というコンセプトが見えてからの制作自体は早かったです。楽曲面でも、ドラムへNIKKYが加入して以降生々しい激しさが増したことから、デジタル要素も生かしたうえでとはいえ、ライブに直結した生の臨場感を音に描き出そうという想いは最初からあったことでした。


NIKKYの加入によって、改めて「4人の奏でる音を中心に置いた楽曲」を形にし、それを音源として届けたい気持ちが強くなっていました。実際にレコーディングでも、毎回メンバー全員がスタジオに顔を寄せていれば、レコーディングでも一緒に演奏し、その臨場感を音に詰め込んでいく作業も多かったからね。

MAKI
最近では、個別にスタジオに来て、個々に録るのがレコーディングでは当たり前になっているけど、そうではないライブ感覚を持った臨場感をアルバムに投影したかった。その意識を持って制作へ臨んだことが大きかったんじゃないかな?

陽佑
とくにリズム隊は、その臨場感を最大限に出すために、一緒にブースへ入って録りましたからね。ただし、同時に録ることから、どちらかが間違ったら演奏は録り直し。けど、その心地好い緊張感が、結果的にあの迫力を持ったノリを出せたと思うので…。


ある意味録りっぱなしに近いというか、きっちりするために音を修正するよりも、今回は臨場感を大事にしていったんですね。おかげでメンバーの誰もが、生々しい演奏や歌を封じ込められたなという手応えを感じています。

MAKI
いつもならクリックを聞いて歌うところを、今回は全曲ドラムのビートを聞いて歌ってみました。そういう要素も臨場感へ繋がったと思います。実際、その方が歌ってても楽しかったしね。

―臨場感はもちろんですが。嬉しかったのが、MAKIさんの伝えたいメッセージがしっかり胸に突き刺さってきたことなんです。

MAKI
今回は、本当にストレートに気持ちを伝えていける楽曲が多いんで、逆に捉えるなら、それだけ胸に届きやすい歌に仕上がっているのかもしれない。実際に、ライブでお客さんらと一緒に歌うことも考えたうえで作った楽曲もあるし。『IDEA-イデア-』というアルバムは、CDという形になって完成というよりも、この曲たちをライブで歌い演奏し、お客さんたちと想いを分かち合ってこそ初めて完成する作品なんです。だからこそ、10月24日に池袋EDGEで行う『IDEA-イデア-』の発売記念ワンマンの日を、みんな楽しみにしているんですよ。

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―タイトル曲にもなっている『IDEA-イデア-』の歌詞へ詰め込んだ想いやテーマ性も、とても大きなものじゃないですか?収録曲たちも、何処かしら『IDEA-イデア-』と関連を持った曲たちが多いようにも感じました。

MAKI
『IDEA-イデア-』と関連した楽曲もあれば、収録した並びによっての繋がりを持った曲たちもあったり。以前に出したシングル『FLASH BACK』の主人公と繋がっている曲もある。そういう自分なりの遊び心を満載しているように、深く聞けば聞くほど楽しさがわかっていく仕掛けも、『IDEA-イデア-』にはいろいろ組み込んでいます。

―メンバーのみなさんも、MAKIさんが描き出したテーマ性を理解したうえで制作へ臨んだ形でした?


そこは、あえて聞かず、『IDEA-イデア-』というテーマ性自体が想像力を掻き立てるものであり、けっして答えは一つではなく、いろんな捉え方や解釈が生まれてもいくように、そこは自分なりの想像力を高めながら制作を進めていました。むしろMAKIさん自身の表現したい気持ちさえぶれていなければ、それでいいんですよ。

NIKKY
僕も、「『IDEA-イデア-』の真の意味は何か??」となったら、いまだつかみきれてないのが正直なところなんです。同じく、それで良かったなと思っていて。自分の場合、ALSDEAD加入後初のアルバムということもあって、これまでのALSDEADの持っていた良さを生かしつつも、どれだけ自分なりの個性を加えていけるかが勝負でした。そこの手応えは、あの臨場感を持った楽曲の中に描き出せたなと思っています。

陽佑
『IDEA-イデア-』には、とても奥深い歌詞を持った楽曲もあれば、すごくわかりやすい歌も、「なんじゃこれ??」と驚く曲もあるように、そこは自分なりに噛みしめたうえで、ベースを通して表現してきました。むしろこのアルバムは、ライブで新しい解釈を加えていくごとに良さが滲み出てくるように、そこが楽しみなんですよ。

MAKI
10月24日には池袋EDGEを舞台に、この『IDEA-イデア-』を手にしたワンマンライブも控えています。『IDEA-イデア-』には、自分らの大好きなハードロックやヘヴィメタルな要素の美味しい部分を、自分たちなりに抽出し反映させた面もいろいろ入ってる、自分らでも「これだけロックしているアルバムはなかなか無い」と思えている作品です。その臨場感を生で感じていただけたら、きっと痺れる興奮を覚えてもらえるはず。出来れば一緒にライブで、ここに収録した曲たちを歌ってもらいたいですね。

―11月からは、毎月各メンバープレゼンツのバースデー・イベント「四ヶ月連続主催 オルスの産まれた四ヶ月」が開催になります。

MAKI
まずは11月18日に渋谷REXで、「ALSDEAD MAKI presents 【僕ガ憧レタ世界~Back To My Roots~】」を行います。この日は、自分のルーツとなった音楽を数曲カバーしようと思っているので、これまでのALSDEADでは見たことのない姿を楽しんでください。


12月1日には渋谷REXで、「ALSDEAD 沁presents 【Red Dead Day】」を開催します。この日はドレスコードで「赤」を設定しています。この日のライブに何かしら赤の物を身につけてきてくれた人には、僕からのちょっとしたプレゼントを差し上げます。同じ色を身につけ、みんなで一体感を強くした特別な日にしていきたいですね。

陽佑
1月9日の池袋EDGEには、俺の仲の良いバンドたちを呼び入れ。ALSDEADのライブも、俺の好きなように構築した、いろんなサプライズ満載のライブを企画しています。

NIKKY
2月20日池袋EDGEでの僕のプロデュースの日は、トップシークレットです。

MAKI
この日は、4ヶ月連続イベントのファイナルにふさわしい目玉となる内容も加えたNIKKYのバースデー・イベントになるので、ぜひ楽しみにしていて欲しいなと思います。ここから続くいろんなライブに、ぜひ足を運んでください。(TEXT/長澤智典)


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