サイコ・ル・シェイムが電撃復活の裏側を語る

J-POP 公開日:2014/10/07 32
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1999年5月にサイコ・ル・シェイムは、姫路にて誕生。2002年10月には、シングル『愛の唄』を発売し、メジャーへ進出。



バンドは2006年に活動を休止。2009年に、結成10周年を記念したツアーを行ったが、それから再び彼らは沈黙を続けてきた。そして今年、デビュー日である10月2日に、サイコ・ル・シェイムは「ニコニコ生放送」を通し「復活!!」を宣言。「Psycho le Cemu 15th Anniversary Live TOKYO PARALLEL WORLD」と題し、「~はじまりの奇跡~」(2015/2/11(水・祝)豊洲PIT)/「~想い出の時へ~」(2015/2/14(土) Zepp DiverCity Tokyo)/「~あの場所を夢見て~」 82015/2/15(日) Zepp DiverCity Tokyo」と3本のライブを行うことを発表した。折しも今年は、結成15周年。彼らが、どんな想いを持って活動再開へ至ったのか?その胸の内を5人に聞いた。





―今年、サイコ・ル・シェイムは"結成15周年"を迎えました。と言っても、人前へ姿を現したのは、5年前に「結成10周年」を記念し行ったライブ・ツアーが最後。2006年に活動を休止していますから、約8年間は、ほぼ姿を現すことはありませんでした。今年は、新たに活動の狼煙を上げるうえでも最適のタイミング。それもあっての"復活"だと想像しますが、具体的な活動再開の話を始めたのは?

seek
このメンバーは地元も一緒であれば、いろんな経験を共に歩んできた仲間たちです。それくらい深い関係なんで、サイコ・ル・シェイムを一度活動休止させて以降も、当たり前のようご飯を食べに行ったりなど頻繁には会っていました。なので、「タイミングさえあえば、また一緒にやれたらいいね」という話は、当たり前のようにしてたというか…。

Lida
メンバーだけに限らず、当時関わってくださっていたスタッフさんらともしょっちゅう会ってたし、会えば「あれから何年経ったね」みたいな会話は当たり前のようにしていました。だから今回の15周年という数字も、そういう会話の中、当たり前に耳していた言葉でしたからね。

seek
ただし、サイコ・ル・シェイムの活動休止後、みんなバンド活動をしています。各々が「今の活動を一番中心に置きたい」という意志もみんなわかっていた。なので、「いつかまた一緒にやりたい」という話は出ながらも、なかなかその先へ進めるきっかけが無かった。そんな中、やはり「15周年」という具体的なキーワードが出てきたのは、各メンバーの背中を押していく大きなきっかけにはなったことでした。

DAISHI
その数字が、みんなの気持ちを後押ししてたんかな?

seek
間違いなく、動き出すタイミングのポイントはその数字にあったと思う。具体的に動き出した最初の発起人となったのはDAISHIなんですけど。「サイコ・ル・シェイムをやりたい」と一度振り上げた旗を、今回、DAISHIはズッと振り続けていた。その意志も大きかったと言うか…。加えて、ある程度の経験年数を重ねていくと、以前は一緒に活動していた仲間たちでも、すでに音楽活動自体を止めてしまい「再結成しようにも出来ない」という声が多いのが現実なんです。けど、このメンバーに関しては、活動休止中も、全員がズッと音楽活動を途切れることなく続けてきたし、今も続けている。だからこそ、今回の話もすんなり形に持っていけたことが大きかったと思う。

―DAISHIさん自身、それくらい「復活させたい想い」が強かったわけですね。

DAISHI
そうですね。酔っぱらいだすと、余計にその想いが強くなって、メンバーに「またサイコ・ル・シェイムやろうよ」と電話しちゃったりとか(笑)。まぁ、みんな長い目で見てはいましたけど。それでも、このメンバーで集まって飲むと、フワッととはいえ、必ずその話題は出ていたことだったんで。

―あとは、本当にタイミング次第だったわけですね。

DAISHI
ホント、そう!!

seek
サイコ・ル・シェイムの結成のきっかけ自体が、DAISHIが今のメンバーへ個々に連絡を入れ、このメンバーが集まったことから。今回も、15年前と同じ流れがあってのことだったんで、まさに当時の再現が起きたような感じでした。

DAISHI
自分の中での験担ぎじゃないけど今回も、結成したときと同じ順番に声をかけたんですね。なので最初はリーダー(Lida)に声をかけ、YURAサマに声をかけて、次はAYAくんだったけど、なぜかseekに声をかけ…じつはAYAくんはまだ誘ってない状態(笑)

AYA
あれ?おかしいなぁ(笑)。まぁ、ここにいますし(笑)

DAISHI
活動休止期間中もよく一緒に遊んでいたよう、みんな口には出さないだけで、それぞれ思っていることはわかるんですよ。だからこそ、誰かが口火を切らないとね。

Lida
僕ら、「解散」ではなく「無期限活動休止」と名乗っていましたし。想いの度合いの程度の差はあれいつか、誰かが「復活しよう」という言葉を言い出すのを待ってる気持ちを、それぞれがズッと心に残していたんですよ。なので僕は、DAISHIから電話をもらったときには、「おっ!!」と嬉しい気持ちでした。

DAISHI
リーダーは、「いつ、何処でも、誰の挑戦でも受ける」という感じだったからね。

―YURAサマは、どんな気持ちでした??

YURAサマ
自分の中にも、「いつでもやりますよ」という気持ちはあったし。DAISHIくんとも、「どうやったらサイコ・ル・シェイムの活動を実現出来るかな?!」という話は、電話でよくしていたんです。

―具体的な動きに入ったのは、本当に最近のようですね。

DAISHI
ホントに最近です。

seek
新しい衣装の制作や告知動画の作成、新しいホームページの立ち上げなどは、本当に最近の動きです。このバンド、動き出したら、そこからは早いので。実際に、日常会話の中でも、「こんなんやったら面白いやん」という会話はポンポン出てくるし。昔よりも僕ら自身大人になったこともあるのか、より具現化していける力も持っている。だからこそ、動き出したらそんなに時間は要しませんでした。

DAISHI
ただし、衣装を作る方は、短い期間の中であの衣装を制作しなきゃいけなかったから、日々、目の下のくまが黒くなってたね。今回も、4人は衣装だけど、1人はすでに衣装ではない状態。あれは、何?新しいゆるキャラ(笑)。

seek
みたんなもんだね。あの格好で、どうやってベースを持つのか?まぁ、それはこれから考えようかと…。

DAISHI
ゆるキャラが盛り上がってるシーンに、彼は殴り込みをかけようとしてますからね。

YURAサマ
衣装のアイデア出しでも、よくDAISHIくん家へ集まって制作してたんだけど。みんな呑みながらミーティングをやってるから、いつしか、「今日はもう無理」と誰かが言い出しては(笑)。

DAISHI
それでもこのバンド、いろんな動きの準備期間をちゃんと計算して作れてしまうんで、けっしてバタバタ感はないですからね。むしろAYAくんが、出てきたアイデアをすぐに形にしないと嫌な性格のように急かしてくるから、なるべくアイデアは熱いうちに打たないと…というのはあるんだけど。

AYA
いくら「早く」と急かしても、最後らへんになると、リーダーが「それ、聞いてないけど」っていつも言い出すんですよ(笑)。

―ファンの方々でも、今回の復活を熱狂的に受け止めていますが、同時に、サイコ・ル・シェイムを実体験したことのない若い世代も、その存在に伝説を見てる感覚を持って熱い視線を向けていますよね。

seek
その声が嬉しいのは、もちろん。僕らのライブを観たことのない世代の子らが、どんな風に受け止めてくれるのかも楽しみというか…。ただし、みなさんの期待値がとても上がっていることから、それ以上で返さなきゃというのはもちろん。その期待値を超えるもの以上のものを見せなきゃというプレッシャーはすごくあります。

DAISHI
むしろ、何を持って個性なのかがわからない(笑)。「これは個性的」というアイデアを出しても、「まだまだこんなんで個性的と言ったらあかん」という話になるように、どれだけ自分たち自身を突き詰めていけるか…。そこは、昔から変わってないこと。

―サイコ・ル・シェイムは、復活宣言と同時に、「Psycho le Cemu 15th Anniversary Live TOKYO PARALLEL WORLD」と題し、「~はじまりの奇跡~」(2015/2/11(水・祝)豊洲PIT)/「~想い出の時へ~」(2015/2/14(土) Zepp DiverCity Tokyo)/「~あの場所を夢見て~」 82015/2/15(日) Zepp DiverCity Tokyo」と3本のライブも発表しました。それぞれのタイトルに込めた意味も、ぜひ教えてください。

DAISHI
もちろん、それぞれのタイトルへ意味もあれば、しっかりとしたコンセプトも掲げてはいるんだけど。そのテーマ性を具体的に骨組みから組み立て、肉付けをしていくのはこれからなので、まだ言葉にするには早いというか。自分らの考えていることを、今は、それぞれに想像してくださいと言っておきます。

YURAサマ
「3日間とも違うことをやろう」という気持ちで、今、動いてます。

seek
これまでの15年間の歩みを見せていきたなと思っているので、そこは、これから5人で具体的に煮詰めていきます。

―今回の復活に際して、みなさん気になっているのが、「今後も継続的に動くのか?」ということなんです。

DAISHI
今の僕らにとっては、こうやって3本のライブをサイコ・ル・シェイムとしてやれること自体が、とても大切なことです。まずは、その3日間を楽しもうと思ってます。

seek
昔からそうですけど。サイコ・ル・シェイムのライブに来てくださる方々は、みんな「楽しい」と言ってくれる。だからこそ今回の3日間も、来てくれた人たちに「楽しい」と言ってもらえる空間作りをしていきたい。まずは、そこからだと思います。

―ファンのみなさんも復活の日を楽しみにしています。むしろ今は、メンバー自身がサイコ・ル・シェイムとして活動していけることを楽しんでいますもんね。

DAISHI
そうっすね。この間も、出来上がった衣装に初めて袖を通したとき、YURAサマが「うっひょぉー!!」って叫んでしまったくらい、めちゃめちゃテンションが上がってたんですよ。

seek
今どき、なかなか「うっひょぉー!!」なんて言葉を聴くことがないように、よっぽどテンション上がってんだろうなぁと思ったからね。

YURAサマ
だって、あんな可笑しな衣装を着て、女の子にキャーキャー言われるんだよ。

seek
えっ、キャーキャーとか言われるんすか?

YURAサマ
言われる、言われる。

DAISHI
うちら15周年だよ、言われるかなぁ?

YURAサマ
言われるくらいでないと。

DAISHI
むしろ、サイコ・ル・シェイムの姿を観たことのない10代や20代の子たちが、どんな反応を示すのか興味はあるけどね。

―では最後に、ひと言ずつメッセージをいただけますか??

YURAサマ
サイコ・ル・シェイムを活動休止している間も、いろんな形で音楽活動は続けていたんですけど、やっぱしサイコ・ル・シェイムは特別な存在。地元が一緒の仲間という理由もあるのか、このメンバーで集まると昔の気持ちに戻れるというか、何をやっても楽しい。なので、その楽しさをステージに出していけたらなと思っています。

seek
表に出ている期間はもちろん、そうじゃなかった期間も含め、5人の絆が確実に積み重なり続けた結果としての今回の15周年。だからこそ、サイコ・ル・シェイムにしか作れない唯一無二な世界観を3日間のステージの中へ作りながら、あの舞台上に立っていたいなと思っています。

Lida
この5人でまたステージに立てるのは奇跡的なこと。待っててくれたみんなにも感謝してますし、ライブこそサイコ・ル・シェイムの良さが一番良く出るところだからこそ、一人でも多く初めての出会いもしてもらいたいですね。

AYA
今まで僕らに関わり続けてくれた人たちに感謝の気持ちを持ってステージに立ちたいのと、若い頃にちゃんと表現しきれなかったことも、今の自分たちならそれが出来るように、その姿を見せていけるよう頑張ります!

DAISHI
サイコ・ル・シェイムのライブを観たことのある人生と、観たことのない人生やったら、絶対に「観たことのある人生のほうが楽しい」と本気で思えるのが、このサイコ・ル・シェイムというバンドです。ホント、観たほうが絶対に人生楽しくなるからぜひ、お願いします。(TEXT:長澤智典)

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【Psycho le Cemu 15th Anniversary Live TOKYO PARALLEL WORLD】
~はじまりの奇跡~
2015/2/11(水・祝)豊洲PIT
開場17:00 /開演18:00
~想い出の時へ~
2015/2/14(土) Zepp DiverCity Tokyo
開場17:00 /開演18:00
~あの場所を夢見て~
2015/2/15(日) Zepp DiverCity Tokyo
開場15:00 /開演16:00
チケット料金:前売り 1F立ち見¥6,800/2F指定¥7,800 (税込) ドリンク代別
チケット一般発売:2014/12/20(土)~
ニコニコ生放送
10月2日(木)19:00~放送
スーパーコスプレバンド「Psycho le Cemu」メンバー全員で復活宣言 独占生放送スーパーコスプレバンド『Psycho le Cemu』メンバー全員で復活宣言 独占生放送

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