大原櫻子、3rdアルバム引っ提げた全国ツアーが大盛況の内に幕

J-POP 公開日:2018/07/21 30
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今年12月14日のデビュー満5周年に向けて様々な活動を行っている大原櫻子。2年振りの3rdアルバム『Enjoy』が6月27日に発売となり、その翌日28日からスタートした全国ツアー「大原櫻子 5th TOUR 2018~Enjoy?~」(全国9か所9公演・総動員数20,000人)がグランキューブ大阪メインホール公演をもって大盛況の内にFINALを迎えた。

今回のツアーはアルバム『Enjoy』を引っ提げた内容で、ツアータイトルには「Enjoy?」と“?”が追加され、「みんな(ライブを)楽しんでる?」と言うメッセージが込められていると大原は語っていた。その為、ステージセットも豪華な内容で、ドライブシアターを模したPOPなイメージ。ステージ上にはツアーの為に作成されたオールドアメリカンな車が実際に設置されており、更にツアータイトルデザインのポップなランプや2面スクリーンなど非常に凝った作りで、開演前のオールディーズのBGMと共に入場客の雰囲気を盛り上げていた。




ツアーFINALとなるグランキューブ大阪 メインホール公演は即完で、ツアーTシャツやタオル、ペンライトを装備した10代の男女を中心とした若い観客で溢れていた。その若い熱気に包まれる中、アルバムを象徴するナンバー『Joy & Joy』の歌唱からライブはスタート。立て続けに『Jet Set Music!』、アッパーな掛け声で客を煽る『READY GO!』、夏の定番曲『真夏の太陽』の4曲でいきなりボルテージマックスでスタート。この後の最初のMCでは「大阪Enjoyしてますかー!!(冒頭の)セットリストが激し過ぎてイヤリングが外れました(笑)」とファンとのやり取りを暫し楽しむ。

その後、アルバム『Enjoy』に収録のリードナンバー『ツキアカリ』と『one』では新境地と言えるエレPOPな世界観で惹きつけ、バラードナンバー『Close to you』では伸びのある歌唱で聴き込ませる、様々なパフォーマンスが織り込まれたボリュームある前半となった。

中盤にはバンドメンバーによるインストルメンタルコーナーが始まり、大原本人がサプライズで再登場したのはなんと会場2階席エリア。突如現れた本人に2階席の観客は大きく盛り上がり、つられて他の階からは大きなどよめきが。2階席エリアで歌いだしたのはCDデビュー曲の『明日も』で自然と合唱が始まる。大原本人はなんと2階席エリアを歌いながら練り歩き、歌詞の1番を歌い終わってステージに戻るかと思いきや、今度は1階席後方にサプライズ登場し、最後まで観客と一緒に歌って大盛り上がりの演出となった。この初の客席サプライズはツアー全会場で行われ大騒ぎになっていた。各地観客マナーも良く、トラブルも無かった為に無事全会場で実施出来たとの事だ。なかなか観ることのできないサプライズ演出でファンも良い思い出になったはずだ。

中盤以降は、敬愛する絢香『みんな空の下』のカバーや、バラード曲『さよなら』、10代支持を決定的にした応援ソング『瞳』と、じっくり歌を届けるコーナーでは観客も座ってじっくり聴き込んでいた。

後半に入ると『青い季節』や『energy』などのアルバムのアッパーなナンバーで大きな盛り上りを作り、「夏のおいしいところだけ」では客席に複数の大きなバルーンが登場し会場を沸かせた。観客とのコール&レスポンスで一体感を作りだした『踊ろう』はカノジョのパフォーマーとしての真骨頂と言ってもいいだろう。本編最後には「こうやってライブやらせて頂けるのは当たり前じゃないです。皆さんやスタッフさんのおかげです。」と感謝の気持ちを伝え、最新シングル『泣きたいくらい」』で客との大合唱も交えつつ感動的に本編は終了となった。

アンコールではアルバムの『甘えてしまうんだよ』のライブ限定バージョンを披露。最後に今年出演したミュージカル「FUN HOME」出演時のキャスト同士の掛け声が「Enjoy」だった事、それは「頑張ろう」ではなく「楽しんで行こう!」という意味で使っていて、いま一番身近に感じつつ救われたた言葉で、その気持ちを伝えたい為に付けた事を語った。アンコール最後は『遠くまで』の歌唱で2時間とは思えないほどの充実した内容と、パワーアップしたパフォーマンスが堪能できたツアーは終了となった。

終演後、ツアーのセットリストを再現したプレイリストが急遽配信されたので、ぜひ注目して欲しい。今年12月に遂に満5周年を迎えるカノジョには引き続き注目だ。

撮影:田中聖太郎

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