2021年コロナ禍最中の1月から新体制となり、デジタルシングル4作、アルバム『キラハピ☆THE WORLD』をリリースし、着実に新体制において成長をしてきたマジカル・パンチライン。2月18日にグループ結成7周年のワンマンライブをソールドアウトの新宿ReNYにて開催、新曲『新しいw』の初披露を含め、7年間の活動でリリースしてきた楽曲全43曲を披露。さらには2024年の2月に結成8周年記念のワンマンライブのZepp Shinjuku(TOKYO)での開催を告知、グループで目標としていた史上最大キャパの会場のソールドアウトを目指し、結成8周年に向けて新たなチャレンジをしていくことが発表された。
ソールドアウトで迎えた新宿ReNYは熱気に包まれ、開演時間になりオーバーチュアが流れメンバーが登場、アップテンポなナンバー『今日がまだ蒼くても』からライブは幕を開けた。ドリーミュージック移籍後の初シングル『Melty Kiss』や、ポニーキャニオン所属時代の『108煩悩BOMB』ほか、新旧楽曲を惜しむことなく披露していくと共に、会場のボルテージも徐々に上がっていく。
ドリーミュージックからリリースされた7曲や、ポニーキャニオンからリリースされた9曲を纏めたノンストップメドレーを挟みながら、5人のメンバーそれぞれ会場を盛り上げていく。
中盤でハイチェアがステージ上に運び込まれると、バラード曲『ひとかけら』『ずっと...』をしっとりと歌い上げる。『ひとかけら』では、会場に訪れていた卒業メンバーを見ながら“憧れたあの背中にだって 隠した涙あるんだね”と歌った吉澤悠華に涙が垣間見え、楽曲の世界観と相まって感動的な演出となった。『名もなきヒーロー』『もう一度』『ぱーりないと!!』とアップテンポな楽曲が披露され、ライブ本編は幕を閉じた。
アンコールではTシャツ姿でメンバーが登場、リーダーの沖口優奈から「春は新しい環境になることが多いと思いますが、不安な時もあると思います。全ての新しい事に楽しんで挑戦してもらえるように歌わせて頂きます」と、新曲『新しいw』を披露、最後に新体制での人気曲『Shiny Shoes』をパフォーマンス、新曲『新しいw』を含め、7年間の活動でリリースしてきた楽曲全43曲を披露し、最高潮の盛り上がりの中、ライブは終了した。
終了後、最後の挨拶で「2月19日で結成7周年を迎えます。この7年間で掲げてきた目標がありますが、まだ叶えられていない目標があります。叶えられない事に悔しい思いをしたこともありました。今までZeppでライブがしたいという目標を掲げていましたが」と切り出すと「2024年2月24日Zepp Shinjukuにて8周年のワンマンライブの開催が決定しました!」とサプライズ発表。「卒業したメンバー、現メンバー、全メンバーと夢見てた場所です。Zeppのワンマンを完売できるようなアイドルになれるよう全力で頑張っていきます!」と決意を語り、会場中に鳴りやまない拍手の中、公演は幕を閉じた。
結成8年目を迎え、さらなる飛躍を心に誓ったグループの今後の活躍に期待出来る内容のライブとなった。
【撮影:名和洋助】