乃木坂46が3月22日に発売する32ndシングルの選抜メンバーが、19日深夜放送の『乃木坂工事中』内で発表された。
今回のシングルの選抜は20人。センターは2人体制と発表された。
3列目左から佐藤璃果、金川紗耶、早川聖来、一ノ瀬美空、松尾美佑、五百城茉央、岩本蓮加、弓木奈於、柴田柚菜。
2列目左から菅原咲月、田村真佑、与田祐希、井上和、梅澤美波、筒井あやめ、川﨑桜。
そしてフロントは4名、右に遠藤さくら、左に賀喜遥香、そしてWセンターとして左に久保史緒里、右に山下美月というフォーメーションとなった。
初選抜は、4期生佐藤璃果と松尾美佑。5期生からは五百城茉央・一ノ瀬美空・川﨑桜・菅原咲月・井上和の5名が選ばれた。
佐藤は「先輩と活動するのが夢で、それが叶わないことが毎回悔しくて…でも選抜じゃない気持ちもすごく分かるので、もっともっと今まで以上に……頑張りたいと思います」と涙した。同じく4期生で初の選抜となる松尾は「正直びっくりしたのが一番強いです」と感涙。
5期生の五百城は「新人だから先輩に引っ張ってもらうっていうのもあるんですが、それだけの5期生じゃダメだなって思うので自分らしく頑張りたい」と喜び不安が入り混じった表情で話し、一ノ瀬は「先輩方とレベルが違う。自分がそこに並べるレベルにないし、ファンの方が受け入れてくれるのかが心配だなって思います」と神妙な顔つきでコメント。川﨑は「頭が真っ白っていう状態です。全てにおいてまだ実力もない自分に不安でいっぱいです」と、呼ばれて返事をした記憶もないというほど驚いた様子。菅原は涙をぽろぽろ流しながら「想像が付かない…どうしたらいいんだろうって気持ちなんですけど、とにかく頑張りますしか言えないです」と目を真っ赤にしていた。そして5期生選抜メンバーで最後に呼ばれた井上も大粒の涙で頬を濡らしながら「5期生として1年間活動してきたその結果がこういう形になって嬉しい気持ちもありますし、自分に何ができるんだろうってもがいていた1年でもあったので、この選抜期間で武器を探したいなって思います」と意気込みをみせた。
今回加入6年にして初めてセンターに抜擢された久保は涙が止まらない中「信じられない気持ちが大きいですね…。6年間ずっと山下に追いつかなきゃって気持ちで活動してた部分もあったので、初めてのセンターで山下とっていうのは嬉しいなって思います。また新しい乃木坂46だけど、「これも乃木坂46だな」って思ってもらえるようなシングルにしていけるように、後悔のないように頑張りたいと思います」と決意を語り、26thシングル『僕は僕を好きになる』以来のセンターとなる山下は「1期生がいなくなって一番初めのシングルなので、私達が前に立って、飛んでくる矢を受け止めながら乃木坂46をちゃんと背負っていくシングルにしなきゃという気持ちはすごい強くて、前回(のセンター期間)は自分のことでいっぱいいっぱいになっちゃったので、今回は全体もちゃんと見て、新しい乃木坂46を良い形に、私と久保で作っていきたいという気持ちでいます」と目を輝かせた。
1期生秋元真夏、齋藤飛鳥、最後の2期生鈴木絢音が相次いで卒業を発表し、3期生がグループの中心となったまさに“乃木坂46新章”は、山下と久保がしっかり継承してくれるはずだ。32ndシングルの詳細を待ちたい。