私立恵比寿中学(エビ中)の真山りかが、1月16日に神奈川・KT Zepp Yokohamaにて7回目となる生誕ソロライブ<まやまにあ-Level.7->を開催した。
エビ中バンドでもお馴染みの橋本しん(Sin)が率いるピアノ、ベース、ギター、パーカッションというアコースティック編成でのバンドメンバーとともにお届けした今回のライブ。ニコニコ動画ではプレミアム会員と、『真山りかのアニメ300%』に登録している会員が視聴可能な生配信も実施した。
マカロニえんぴつが提供した「愛のレンタル」でスタートすると、「今年の生誕祭のテーマは大人の真山りかの姿を魅せるということで、エクステを初めてつけて髪の毛を長く大人っぽくしてみました!このあとは、大人っぽい楽曲をお送りしたいと思います。」と話し、椎名林檎のカバー『ワインレッドの心』、『シングルTONEでお願い』、久保田利伸のカバー『LA・LA・LA LOVE SONG』と名曲を続けて披露。“大人”をテーマにした真山ならではの妖艶なボーカルでファミリーを魅了した。
歌い終わると「皆さん、お気づきかもしれませんが、今回は重た~いセットリストになっております!(笑)今回のカバー曲は、すべて男性曲をカバーしております。というのも、昨年のちゅうおんの時に、Saucy Dogさんの『シンデレラボーイ』をカバーした際に校長から、こういう切ない曲の世界観が真山には合う気がするんだよね。と言われまして。なので、今日は明るい曲は歌いません(笑)こんな真山を受け止めてやってください。」とindigo la Endのカバー『邦画』、Saucy Dogのカバー『シンデレラボーイ』、清竜人のカバー『痛いよ』を哀愁感のある高音の歌声をエモーショナルなサウンドに乗せてとどけた。
衣装チェンジをはさみ、マカロニえんぴつのカバー『星が泳ぐ』、『宇宙は砂時計』をしっとりと歌い上げると、ソロ曲『蜃気楼』を感情たっぷりに披露した。
「去年は自分にとって、ターニングポイントになる一年でした。エビ中がメジャーデビュー10周年を迎えて、皆さんに沢山の歌を届けられて嬉しい気持ちになると同時に、私が声帯ポリープの手術があり、なかなか思うように歌えない時があったりしましたが、そんな中でもみんながこうやって待っていてくれて嬉しかったです。本当にありがとうございます!26歳になりました!!沢山しっとりとした曲を歌ったので、一年に一回しか歌えないこの歌を最後に歌って帰りたいと思います!」と話すと、ソロ曲『Shen-Shen Passion Night』と『Liar Mask』を力強い歌声でファミリーを圧倒し、そのままステージを後にした。
アンコールに応え、再びステージに登場すると、「アンコールありがとうございます。去年は色々ありましてたくさん泣くことが多かったですが、良いも悪いも感情をたくさん持てるってすごいことだなと思いました。でも今、こうやってみんなの前に笑顔で立っている。そんな時のために泣いていたんだなと今は思います。それでは、聴いてください。」の合図で『感情電車』をアコースティックバージョンで優しく歌い上げた。そのまま、オーイシマサヨシのカバー『君じゃなきゃダメみたい』、Saucy Dog提供曲の『ハッピーエンドとそれから』を笑顔で披露。
全てのパフォーマンスを終えた真山は「会場に来てくださったみなさん本当にありがとうございました!これからもたくさんの愛と共に歌を届けていきますので、これからも皆さんと共に歩んでいけたら嬉しいです!」と笑顔で大きく手を振りながらステージを後にライブを締めた。